この記事では、ウォーターサーバー自体の選び方や豆知識を紹介します。大きさや料金など、契約前にしっかり確認をしましょうね!
ウォーターサーバー本体は大きさと機能で選びたい
ウォーターサーバーを選ぶときに基準にして欲しいのはお水ではなくサーバー本体。
お水は「天然水」「RO水」「水道水濾過」など種類はありますが、どれもメーカー自慢の美味しいお水を販売しています。残念ながら通販という性質上、事前にお水の試飲をすることが難しいため「味で比較する」ということができません。
それに対して、サーバー本体はサイズや性能、特徴などが事前にわかっています。自分の生活スタイルに合っているか、置き場所は大丈夫なのか、など、慎重に検討してください。
この記事では、ウォーターサーバー本体を選ぶ時の基準をVetta目線で調べてみましたので、何から調べればいいかわからないママはぜひ参考にして下さいね。
サーバーのタイプとサイズ、設置場所はみんなどうしてる?
ウォーターサーバーの本体は、「床置き(高さ120cm~130cm)」と「卓上(高さ70cm~80cm)」に分かれます。
大きさの参考に、一般的な女性の身長と、6歳児位の身長と、参考にプレミアムウォーターの床置き・卓上サーバーを並べてみました。
いずれも家庭に置くには場所をとりますが、みんなはどうしているのでしょうか?
床置きタイプならキッチンやリビングが定番
床置きのウォーターサーバーは、冷蔵庫を小型にしたようなサイズで、それなりに大きいです。
置くための土台を用意しなくても、床と電源があれば置けます。病院やエステサロンなどでは待合エリアに置かれている事が多いのですが、家庭ではキッチンやリビングに置くのが一般的のようです。
Vetta管理人の自宅も、リビングのど真ん中に置いていますし、お友達の家は冷蔵庫の隣に置いているそうです。
床置きタイプの給水口は、大人は少しかがまないといけませんが、幼児が一人でお水を入れるのにピッタリです。また、お水をセットする部分は、女性でも持ち上げられる高さになっています。
長風呂でデトックスする人は脱衣所にサーバーがあると便利そうですが、湿気がある場所は設置に向きませんのでペットボトルにつめかえてお風呂の中へ持ち込むことをオススメします!
卓上タイプのサーバーなら寝室やキャビネットの上にも置ける!
卓上タイプは高さが低く、台の上に置いて使うタイプになります。給水位置が高くなりコップに注ぎやすいのと、コンパクトなので飲食店でよく採用されています。
家庭で卓上タイプを選ぶ場合は、まず置ける台が必要になります。キッチンカウンターの上、キャビネットの上、安定の良いスツールの上などに置いている人が多いですね。しかし、置く台の高さによっては、サーバーの高さが高くなりますのでお水のセットが難しくなってしまいます。
例えば、ダイニングテーブルの高さで一般的な60センチ高さの台に85センチサーバーを置くと、床からてっぺんまでが165センチになり、床置きタイプよりも15センチ高さが高くなります。
2017年に新しく発売されたフレシャスデュオミニのように、コンパクトでまるでポットのように使えるウォーターサーバーも登場しました。気になる方はチェックしてみてくださいね。
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電気代はどのくらいかかるの?
1000円前後が主流だけど光熱費のトータルコストではトントンに
どのタイプも700~1,000円前後かかります。中には300円という超省エネサーバーも登場しています。
今までお茶やコーヒーを飲むときにガスまたはIHでお湯をわかしていた人は、その分のガス代が浮きます。
冷蔵庫でお水やお茶を冷やしていた人は、その分電気代が浮きます(冷蔵庫も広く使えます)。
沸かしたり冷やしたりする時間も短縮できますので便利ですが、とにかく電気代が気になる!という人は省エネサーバーを選ぶようにすれば良いですね。
ウォーターサーバー本体は温水・冷水を作るほか、サーバ内の衛生を保つためにも電気が使われています。よって、常温水でいいから電源は入れないというのは避けて下さい(※説明書にも記載があります、ただし災害時など電気が使えない場合でも水は出る仕組みになっているサーバーがほとんどです)
サーバーのお水の温度は、飲むのに適した温度です!
お水を美味しく飲む温度って何度か知っていますか?
おいしい水の温度の目安は軟水だと夏は7~12度、冬なら15~18度だそうです(※参考:『水の健康学』講談社+α文庫 著者:藤田紘一郎)。
ウォーターサーバーから出る冷水は5~8度。これは冷蔵庫の野菜室とほぼ同じ温度です。ちなみに、冷蔵庫で冷やしていたお水は1~5度ともっと冷えています。ウォーターサーバーのお水は夏場に一番消費されるそうですが、みんなが一番飲みたい時期に合わせた設定になっているんですね。冬場は冷たいと感じたら、温水を少し混ぜてぬるま湯にできるのもウォーターサーバーの便利なところですね。
じゃあ、お茶やコーヒーを美味しくいれる温度って何度?
冬場はお茶などの温かい飲み物の出番となりますが、煎茶を美味しく淹れられる温度は70~80度。ウォーターサーバーのお湯を急須にうつすと、これくらいの温度になりますね。
ドリップコーヒーなら85度前後。カップにセットするタイプのコーヒーなら、直接サーバーからお湯を注げばちょうどいい温度です。ただし人数が多い場合、ドリップポットに一度うつすと温度がかなり下がりますので、すこし沸かして適温にすると美味しく淹れられます。
紅茶はグラグラと沸騰したお湯を入れたほうが美味しいですが、ティーバッグで簡単に飲みたいときは、マグに直接サーバーからお湯をそそげば十分美味しい紅茶が淹れられますよ。
なお、コーヒーメーカー(エスプレッソマシンや、カセットタイプのコーヒーマシンなど)に使う場合は、冷水をマシンの給水ポットに入れてセットすればOKですよ!
これがないとはじまらない!チャイルドロックは絶対必要
幼児や赤ちゃんがいると心配なのは、ウォーターサーバーの温水コックでの火傷。
消費生活センターに寄せられるウォーターサーバーの相談でトップは「子供がいたずらをしてお湯で火傷(チャイルドロックがらみの事故)」です。もちろん親がしっかり見ておくべきですが、ちょっと目を離した隙に起きてしまうのが事故ですので、自分は絶対大丈夫と言い切れない部分もありますよね。
つかまり立ちをする赤ちゃんや、好奇心旺盛な幼児(まだこちらの話が理解できない)がいる家庭はしっかりチャイルドロックがかけられるサーバーを選びましょう。最近はどのサーバー会社も対策していますが、大人でもロック解除が難しいようなサーバーもあるんですよ。
写真はプレミアムウォーターのチャイルドロックの例です。背面スイッチで水が出ないようにしたり、熱いお湯はHOTボタンを3秒以上長押ししないと出水しない仕組みになっています。