犬や猫、ハムスターなどのペットを飼っていらっしゃる家庭は沢山あると思いますが、ペットの飲料水はどうしていますか?
お水が美味しい地域ならそのまま水道水使ってます~、何も問題ありません~という方が多いと思います。でもお水の悪い地域に住んでいる人や、マンションなどの貯水タンクから飲料水をひいている家庭はちょっと注意をした方がよいかもしれません。
この記事では、私の経験談(糖尿病になったオス猫)も交えつつ、ペットとお水についてまとめてみました。
犬、猫、小動物などペットの飲料水は水道水でも大丈夫?
飼っていた猫を長年診てもらっていた動物病院の先生に聞気に入ってきました。結論から言うと、お水は選んであげたほうが良いそうです。
そのクリニックでは、アクアクララが使われていて、待っているお客さんやペットはもちろん(ペット用の飲み皿も用意されていました)、院内にいる動物にも飲ませているとのことでした。
先生から聞いたお話を簡単にまとめてみました。
水道水には、塩素やトリハロメタンなどの有害物質や、赤サビや汚れが含まれています。猫や犬にもできれば脱塩素化の水を使用することをお勧めします。
例えばですが、金魚を水道水に入れると死んでしまうためカルキ抜きをします。これは人間には問題のない量のカルキであっても金魚には悪影響を与えてしまうからです。
人間よりずっと体が小さい犬や猫には、水道水に含まれる有害物質は影響が大きくなってしまいます。水道水を浄水器で濾過して使うか、ウォーターサーバーやミネラルウォーターを使うほうが安心です。
ミネラルウォーターはペットには良くないものもあるのですが、軟水系のミネラルウォーターなら大丈夫です。
動物病院では専用の浄水器を使っていたり、RO水のウォーターサーバーを使っているところが多いです。もちろん、院内の犬や猫にも与えています。体力の衰えた犬には、ミネラルウォーターの地下深層水なども使用することがあります。
「ミネラルウォーターをペットに与えると危険」の真相
先ほどの動物病院の先生のお話しに出てくる「軟水系のミネラルウォーター」が良いというのは、逆に言うと「硬度が高い硬水」だと尿路結石症になる心配があるそうです。
ミネラルウォーターで特に心配されている成分は、マグネシウムです。
マグネシウムは、尿管結石症の原因となる結石を作るもととなり、リスクが高いと言われています。
尿路結石症とは 腎臓で排泄された尿は、尿管を通り膀胱に貯まり、1日数回尿道から体外に排泄されます。 その途中で、体に不要になった物質(蓚酸カルシウムなど)が結晶化して大きくなったものが尿路結石です。 腎、尿管結石症を上部尿路結石症と膀胱以下のものを下部尿路結石症と呼びます。(http://www.med.nihon-u.ac.jp/~urology/static_main/disease/disease_010.html)
尿路結石症は猫では結構メジャーな病気ですが、特に猫のオスがかかりやすいと言われています。尿路結石が作られる尿道がメスより狭いため詰まりやすく、症状も重くなってしまう事が多いよう。
私が飼っていた猫もオスだったので、ミネラルウォーターで硬水のものには気をつけるようにしていました。 具体的にはダイエットのときにブームだったコントレックス(硬水で美味しくないと有名なあのお水です、笑)を間違って猫にやらないように気をつけていました。
ペットに適しているミネラルウォーターは?
ということで、マグネシウムを多く含む硬度が高い硬水のミネラルウォーターは小さい動物さんたち(ペット)には病気になる危険があるということです。
ですので、ミネラルウォーターは軟水系のものを選んでくださいね。軟水、硬水についてはこちらの記事をごらんください。
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ただし、ミネラルウォーターは水道水のように塩素で消毒してあるわけではありません。そのため、水道水に比べると痛みやすいです。可能なら飲むときにミネラルウォーターをやるか、こまめに水をかえてやるようにしましょう。
※ちなみに最近は夏場とても室内が暑くなります。エアコンはもちろんのこと、水道水もミネラルウォーターも両方管理をしっかりしないとペットがお腹をこわしてしまうので気をつけましょう。
Vetta管理人の飼っていた猫の話
私は少し前までオスのロシアンブルー(猫)を飼っていました。10年前に糖尿病を発症して、その5年後になくなりました。初めて病院へ連れて行ったときは、「余命半年、もって1年かなあ」と言われていたので、そこからかなり長生きをしてくれたと思います。
猫が糖尿病になるとお水をすごく飲むんです。そして飲んだそばからおしっこで出します。1日に1リットルくらい平気で飲むのでおかしいと思って病院へ行ったら糖尿病でした。治療はインスリンを注射して治療フードを食べさせるのがメインでしたが、その他にもお水を水道水からミネラルウォーターにかえました。
先述した、動物病院の先生のアドバイスもあったから水をかえたのですが、当時は独身一人暮らしだったのでウォーターサーバーを導入する余裕はありませんでした。
その頃は東京に住んでいて、残念ながらそのまま飲むのにちょっと抵抗があるような感じの水道水でした(マンションの貯水タンクが汚かったのかも?賃貸マンションでしたし、今思えば貯水タンク清掃のお知らせとかもらったこともないので管理があやしいですね…)。
こんな水をそのまま猫に与えてたんですよね。ペットは人間よりも体がずっと小さいですので、人間にはこのくらいの量は大丈夫、と思っても影響があったのかもしれません。
もしかしたらそれが悪かったのかもしれないと思って、お水をミネラルウォーターにする決断をしたのは早かったです。糖尿病発症から5年、ずっとペット用のミネラルウォーター(今思えばあれはRO水ですね)をやっていました。
晩年はカリカリのフードをそのまま食べるのも難しかったので、温めたミネラルウォーターで餌をふやかして与えたりしていましたが、あれもウォーターサーバーがあれば簡単にお湯が出せて便利そうですね。
人間にもペットにも最適なウォーターサーバーは?
ということで、もし今ペットを飼っていたら、私は水道水は使わないと思います。今使っているウォーターサーバーのお水をやると思います。さらに言うと、もしペットがいるの前提でウォーターサーバーを選ぶなら、RO水のものにしていると思います。
軟水なら大丈夫とはいえ、ミネラル分が豊富な天然水ウォーターサーバーのお水だと何か影響あると困りますもんね。
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