赤ちゃんのいるママ・パパにとって「ウォーターサーバーのお水でもミルクは作れるの?」というのは気になるところです。
おいしいお水がいつでも飲めるウォーターサーバーでミルクが作れたら、便利なのは間違いありません。ずばり、結論をいうとウォーターサーバーでも赤ちゃんのミルクは作れます。
むしろ水道水を利用するのと比較してメリットの方が多いためおすすめです。
今回はウォーターサーバーで安心してミルクを飲むためのすべてをお伝えします。
ポイントは「軟水」です。詳しくは本記事を読んでみてください。かわいい赤ちゃんのためにも必ず覚えておきましょう。
赤ちゃんのミルクに使うお水(ミネラルウォーター)は軟水を選ぶこと
赤ちゃんのミルク作りで大切なのは「軟水」のお水を選ぶことです。
詳細はこの後お伝えしますが、硬水だと赤ちゃんの体に負担がかかってしまいます。その結果、体を壊してしまうリスクがあるため与えないでください。
なお「天然水のウォーターサーバーだから大丈夫」「RO水のウォーターサーバーはダメ」といったことは一切ありません。赤ちゃんに大切なのは軟水のお水であるということです。
安心して赤ちゃんのミルク作りに使用できるお水を選ぶために、ここでお伝えする内容をしっかり覚えておきましょう。
1.赤ちゃんのミルクにはミネラルが適度に含まれた軟水を選ぶ。
ウォーターサーバーに限らずお水には「軟水」と「硬水」があります。
どちらがおすすめというわけではなく、それぞれお水に含まれている「硬度」の数値により分けられるものですが、赤ちゃんのミルク作りには「軟水」を使いましょう。
なお硬度とは、お水1リットルあたりに溶けているカルシウムおよびマグネシウムの含有量のことです。中でも、カルシウムとマグネシウムの量が比較的多いのが硬水です。
WHO(世界保健機関)では、硬度に対する下記の基準を設けています。
- 0~60mg/L(軟水)
- 60~120mg/L(中軟水)
- 120~180mg/L(硬水)
- 180mg/L以上(超硬水)
日本のお水は、水道水・ウォーターサーバーのどちらもほとんどが軟水です。
というのも日本の場合、山から海までの距離が短く高度もあまりないため、地層を通過する時間が短く、その分溶け込むミネラルが少ないことが理由です。
硬水はミネラルの不足がちな現代人にとって補える点でメリットですが、一方で消化器官の未熟な赤ちゃんにとっては負担になってしまいます。
「日本小児科学会」でも硬水には多くのミネラルが含まれているため、赤ちゃんに過剰な負担を与える恐れがあることを伝えています。
このような理由から、赤ちゃんには軟水のお水を選んであげてください。
なお軟水と硬水は味の面でも違いがあります。ミネラル分の多い硬水は、舌触りがザラザラしており「苦み」を感じる場合も少なくありません。
特に普段から軟水に慣れ親しんでいる日本人にとって、硬水は飲みにくいと感じる人も多いです。
「誰が飲んでも飲みやすいお水」という面でも、軟水のウォーターサーバーがおすすめです。
2.赤ちゃんには放射性物質や化学薬品を含まない安心・安全なお水を選んであげること。
赤ちゃんのミルク作りに使用するお水は、ウォーターサーバーや水道水に限らず「安心・安全」に飲めるものでなければいけません。
つまり、放射性物質や化学薬品の含まれていない安心・安全なお水です。
すでに理解している人も多いと思いますが、日本の水道水は世界と比べてもおおよそ高い安全性に守られています。これは日本の水質基準が厳格に設定されているためです。
というのも、日本の水道法では細菌や大腸菌、水銀など51項目において厳しい基準が設けられており、その数値を確実に下回ることが求められています。
そのため私たちは安心して水道水を飲むことができます。ただし、赤ちゃんのミルクを作る際は必ず事前に「煮沸」してください。
それは「殺菌のため」という理由もありますが「水道水に含まれる残留塩素を除去する」という目的もあります。安心して赤ちゃんに飲んでもらうために大切なことです。
高い水質基準を設けている日本の水道水は塩素処理を行っています。そのため水道水を口にした際「カルキ臭い」と感じた人も少なくないはずです。
赤ちゃんのミルクを作る際に事前に煮沸してあげると、水道水に含まれる有害性が指摘されている「トリハロメタン」を除去できます。
水道水の場合、塩素処理を行う時点でどうしてもトリハロメタンがわずかながら生成されてしまいます。トリハロメタンは発がん性が疑われる物質です。
当然、水道水に含まれるトリハロメタンは水質基準値以下であるため、安全性の問題はないのですが、赤ちゃんの口に入ることを考えると躊躇してしまう人も少なくありません。
そこで赤ちゃんのミルク作りにおすすめしたいのが「ウォーターサーバー」です。
ウォーターサーバーには天然水とRO水がそれぞれあります。どちらがおすすめということではなく、どちらも赤ちゃんのミルク作りに利用できます。
いずれにしても天然水とRO水はどちらも取水からお届けするまでの間に塩素を入れる行程がありません。
そのためウォーターサーバーでは、トリハロメタンの除去のためにわざわざ煮沸する必要がないのです。
また、塩素処理が行われないからといって「ウォーターサーバーは安全ではない」ということではないです。
厳しい品質管理が設けられているため、赤ちゃんだけでなくお体の弱いご老人も安心して飲めるためおすすめです。
なお、天然水のウォーターサーバーについてはすでに聞いたことがあるかもしれませんが、RO水のウォーターサーバーというのははじめて耳にしたかもしれません。
RO水とは、超高度浄水を可能とするRO膜(逆浸透膜)を通してろ過された限りなく純水に近いお水のことです。
RO膜では、1000万分の1mmの単位まで細かな不純物が取り除かれます。そのため、赤ちゃんをはじめどなたでも安心して飲める安全性の高いお水です。
天然水とRO水のウォーターサーバーはどちらも人気がありおすすめです。ぜひとも赤ちゃんのミルク作りに役立ててください。
ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルクに使えるか?各メーカーのコメントを紹介
国内の軟水のウォーターサーバーは、いずれも赤ちゃんのミルク作りに利用できるためおすすめです。実際にウォーターサーバー各社でコメントを出しているので見てみましょう。
なおここでは天然水およびRO水それぞれのウォーターサーバーの意見を掲載しています。赤ちゃんが安心してミルクを飲むためにも注目してみてください。
天然水のウォーターサーバーによるコメント
ここでは、下記の天然水のウォーターサーバー各社のコメントを紹介します。各社、赤ちゃんのミルクに対してどのような考えを示しているか参考にしてください。
- PREMIUM WATER(プレミアムウォーター)
- FRECIOUS(フレシャス)
- コスモウォーター
- 信濃湧水
- うるのん
上記の5つのメーカーは、天然水の中でも特に知名度の高い人気のウォーターサーバーです。
■PREMIUM WATER(プレミアムウォーター)
【引用】
一方、軟水は水に含まれるミネラルが適量であるため、粉ミルクに使用しても赤ちゃんの身体に負担がかかりません。プレミアムウォーターのお水は軟水のため、赤ちゃんのミルク作りに安心してお使いいただけます
天然水のウォーターサーバーとして人気のプレミアムウォーターの公式ページには、上記のコメントがありました。
「軟水であること」「赤ちゃんのミルク作りに安心してお使いいただけます」とあるため安心です。
なおプレミアムウォーターの天然水は、下記の厳選した7つの採水地から汲まれた軟水です。赤ちゃんだけでなく大人もおいしく・安全に飲めるためおすすめです。
- 富士吉田(25mg/L)
- 富士(59mg/L)
- 北アルプス(29mg/L)
- 吉野(57mg/L)
- 朝来(38mg/L)
- 金城(83mg/L)
- 南阿蘇(36mg/L)
またプレミアムウォーターでは、赤ちゃんのいる子育て世代のママ・パパを対象としたお得な「プレミアムウォーターマムクラブ」のキャンペーンが利用できます。
お水代やサーバーレンタル料の割引の他、通常8,800円(税込)の有料設置サービスが無料になるなど、赤ちゃんとママ・パパにおすすめのキャンペーンです。
その他赤ちゃんにミルクを上げる際、コンパクトなウォーターサーバーが欲しいという場合は、卓上タイプの製品も取り扱っています。
「美味しい」「安全」「お得」なプレミアムウォーターで、かわいい赤ちゃんのためにミルクを作ってあげましょう。
下のリンクよりプレミアムウォーターの公式サイトをチェックできるので、参考にしてください。
■FRECIOUS(フレシャス)
【引用】
フレシャスの水は小さな赤ちゃんにも安心の硬度24※の軟水。放射性物質の検査でも安全の確認されたきれいな天然水です
出典:FRECIOUS
こちらも天然水のウォーターサーバーとして人気のフレシャスです。
フレシャスの公式サイトには上の記載がありました。「硬度24の軟水」というのは、フレシャスの天然水の1つであるFRECIOUS富士の硬度です。
いずれにしても、フレシャスのウォーターサーバーも赤ちゃんのミルク作りに問題ありません。
フレシャスのウォーターサーバーは、FRECIOUS富士の他、FRECIOUS朝霧高原、FRECIOUS木曽の3つの天然水が選べます。
- FRECIOUS富士(24mg/L)
- FRECIOUS朝霧高原(85mg/L)
- FRECIOUS木曽(20mg/L)
天然水の採水地を指定できるウォーターサーバーは多くないためおすすめです。なお、硬度はどれも120mg/L以下の軟水なので、赤ちゃんのお体に心配はありません。
またフレシャスでも、赤ちゃんのいる子育て世帯のママ・パパにお得な「ママパパプラン」のおすすめキャンペーンがあります。
お水1箱無料の他、赤ちゃんに役立つ専用グッズのプレゼントなど魅力的なキャンペーンです。
そしてウォーターサーバーの置き場所を取りたくないという場合は、卓上タイプの製品もあるので利用してみてください。
フレシャスで、お得に便利に赤ちゃんのミルク作りをはじめましょう。下のリンクより公式ページをチェックしてみてください。
■コスモウォーター
【引用】
赤ちゃんが飲むミルクには、硬度が低い「軟水」が良いと言われますが、コスモウォーターの天然水は軟水に分類されますので、小さなお子様のいるご家庭でも安心して飲んでいただくことができます
出典:コスモウォーター
天然水のウォーターサーバーとしておすすめの、コスモウォーターの公式ページにも上の記載がありました。
「コスモウォーターの天然水は軟水に分類される」そして「小さなお子様のいるご家庭でも安心して飲める」と書かれているため、こちらも赤ちゃんにおすすめの天然水です。
コスモウォーターでは全国3箇所の採水地より、最寄りの新鮮な天然水を届けてくれます。
- 古都の天然水:京都(30mg/L)
- 日田の誉:大分(62mg/L)
- 富士の響き:静岡(53mg/L)
コスモウォーターは「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2021」の天然水ウォーターサーバー部門で入賞した、おすすめのウォーターサーバーです。
また、世界のモンドセレクションでも最高金賞を8年連続受賞しているため、おいしさにも自信があります。赤ちゃんだけでなく大人もおいしく飲めます。
「安全でおいしいお水を赤ちゃんに飲ませたい!」と思うなら、世界に認められたおすすめのウォーターサーバー、コスモウォーターを利用しましょう。
なお、コスモウォーターには卓上タイプのウォーターサーバーはありませんので、置き場所を気にする場合はその点に気を付けてください。
ただし、新規契約者を対象としたプレゼントキャンペーンが利用できます。下の公式ページよりチェックしてみてください。
■信濃湧水
【引用】
ミネラル分が多いお水を調乳に使うと、内臓が未発達の赤ちゃんはお腹を壊しやすくなるのですが、超軟水の信濃湧水はその心配がありません。安心してお使いください
出典:信濃湧水
こちらも天然水のウォーターサーバーとしておすすめの信濃湧水からのコメントです。公式ページには上のコメントがありました。
「超軟水の信濃湧水はお腹を壊す心配がない」とあるため、こちらも赤ちゃんのミルク作りにおすすめです。なお信濃湧水の天然水は硬度16mg/Lの軟水です。
信濃湧水は、富山県中新川郡立山町と長野県大町市にまたがる北アルプスの1つ「爺ヶ岳」を採水地としたウォーターサーバーです。
爺ヶ岳に降った雪が、山々の天然のフィルターを通してきめ細やかにろ過されます。自然の恵み豊かな天然水です。
信濃湧水には赤ちゃんのいる世帯を対象としたプランやキャンペーンはありませんが、その代わり新規契約者を対象としたお水プレゼントのキャンペーンがあります。
またコンパクトな卓上タイプのウォーターサーバーも扱っています。
ウォーターサーバーを赤ちゃんのミルク作りに利用したいと考えるなら、お得に便利に使える信濃湧水をおすすめします。下の公式ページよりチェックしてみましょう。
■うるのん
【引用】
うるのんのお水は硬度29mg/L。赤ちゃんのミルクにも安心してお使いいただけます
出典:うるのん
天然水のウォーターサーバーとしておすすめの、うるのんの公式ページにも上記のコメントがありました。
「硬度29mg/L」そして「赤ちゃんのミルクにも安心してお使いいただけます」の記載があるためこちらも赤ちゃんのミルクにおすすめです。
うるのんのウォーターサーバーは、富士山のふもと(採水地:静岡県富士宮市)で採れた自然豊かな天然水です。赤ちゃんだけでなく大人もおいしく飲めます。
またうるのんでは、赤ちゃんのいる子育て世帯のママ・パパを対象とした「うるのん子育てプラン!!」のキャンペーンが行われており、通常よりもお得にお水が手に入ります。
他にも、置き場所を取らない卓上タイプのウォーターサーバーも扱っています。
「富士山のおいしい天然水を赤ちゃんに飲ませてあげたい」そのように考えるなら、うるのんのウォーターサーバーがおすすめです。
下のリンクから公式ページをチェックしてみましょう。
RO水のウォーターサーバーによるコメント
次にRO水のウォーターサーバーによる、赤ちゃんのミルク作りに対するコメントも紹介します。
- アクアクララ
- クリクラ
ここで紹介するウォーターサーバー「アクアクララ」と「クリクラ」はどちらも名前が似ていますが、別のメーカーです。
どちらもRO水のウォーターサーバーとしておすすめのメーカーです。早速見ていきましょう。
■アクアクララ
【引用】
高い安全性が保たれているので、ウォーターサーバーのお湯は煮沸なしでミルク作りに使うことができます。硬度も赤ちゃんに安心な29.7mg/Lの軟水です
出典:アクアクララ
RO水のウォーターサーバー、アクアクララの公式ページには上の記載がありました。「高い安全性が保たれている」「硬度も赤ちゃんに安心な29.7mg/Lの軟水」とあります。
つまり、アクアクララも安心して赤ちゃんのミルク作りに利用できます。
なお、RO水のウォーターサーバーと聞くと天然水と比べてネガティブなイメージを持つ人も少なくありませんが、RO膜により雑菌や不純物は取り除かれているため問題ありません。
赤ちゃんだけでなく、お体の弱いご老人の方まで安心して飲めます。
またアクアクララは、ろ過したお水に適度にミネラルを添加しているためおいしく飲めます。
そのため赤ちゃんのミルク作りだけでなく、料理などにもウォーターサーバーを活用してください。
なお、アクアクララには赤ちゃんのいる子育て世帯にお得な「子育てアクアプラン」のキャンペーンがあります。
赤ちゃんが小学校に入学する前までお水代が割引価格で使えるためお得です。アクアクララもお得なウォーターサーバーの1つです。ぜひ利用してみてください。
詳細は下のリンクより公式ページを見てみましょう。
■クリクラ
【引用】
また、サーバーは560の産院で使われており、赤ちゃんのミルクや離乳食など、お子様にも安心・安全な水です
出典:クリクラ
RO水のウォーターサーバー、クリクラの公式ページには上のコメントがありました。「お子様にも安心・安全な水」とあるため、こちらも赤ちゃんのミルク作りに適しています。
クリクラのウォーターサーバーでは、宇宙開発の現場でも使用されている最新のRO膜が使われています。
そのため不純物や雑味はしっかりと取り除かれており、赤ちゃんをはじめ誰でも安心して飲めるウォーターサーバーです。なお硬度は30mg/Lの軟水です。
また、ろ過されたお水には良質なミネラルが適度に加えているため、おいしさにも自信があります。
その他、クリクラでは赤ちゃんのいる子育て世帯のママ・パパが利用できる「クリクラママ」のキャンペーンもあります。水ボトルのプレゼントなど魅力的な内容です。
赤ちゃんだけでなく、ママ・パパにもお得なクリクラのウォーターサーバーをぜひ利用してみてください。詳細は下のリンクより公式ページを見てみましょう。
ウォーターサーバーの温水は赤ちゃんのミルク作りに使えるのか?
「ウォーターサーバーの温水や冷水はミルク作りに使えるか?」という疑問もあると思います。
結論からお伝えすると、ウォーターサーバーの温水は赤ちゃんのミルク作りに最適です。
現在各メーカーで取り扱っているウォーターサーバーはどれも「冷水・温水」の2つの機能を備えています。
そのうち温水では、赤ちゃんのミルク作りに最適な温度のお湯が、ウォーターサーバーから出てきてくれます。
なお覚えておいてほしいのは、粉ミルクを溶かす際に必要な温度は必ず「70℃以上」ということです。そのため、冷水ではなく温水を使用してください。
これは粉ミルクの中の病原菌を殺菌するためです。人によっては「粉ミルクって無菌じゃないの?」と勘違いしている方もいますがそうではありません。
粉ミルクには、ごくわずかですが「サカザキ菌」や「サルモネラ菌」といった細菌が入っている場合があります。
それらのリスクを無くすために、70℃以上のお湯で調乳することが定められています。(参考:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン)
一方で、いくら温水でなくてはいけないといっても、温度が高すぎるのもだめです。というのも、あまりにも沸騰したあつあつのお湯だとミルクの栄養素を破壊してしまうからです。
調乳には「80℃~90℃」の温度ベストです。そこで、赤ちゃんのミルク作りに最適な温度のウォーターサーバーが役立ちます。
例えば「プレミアムウォーター」の「cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー」では「温水:約83℃」そして「冷水:約8℃」です。
つまりウォーターサーバーを利用すれば、いつでも赤ちゃんのミルク作りに適した温水が出るためお湯を沸かす手間がかかりません。
ここで参考に各ウォーターサーバーの温度をまとめたので見てみましょう。
お水のタイプ | サーバー名 | 温度 | |
PREMIUM WATER | 天然水 | cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー | 約83℃(温水)
約8℃(冷水) |
CosmoWater | 天然水 | Smartプラス | 80℃~90℃(温水)
6℃~10℃(冷水) |
FRECIOUS | 天然水 | FRECIOUS Slat | 80℃〜85℃(温水)
4℃〜10℃(冷水) |
Aqua Clara | RO水 | AQUA FAB | 80℃~90℃(温水)
5℃~12℃(冷水) |
CreCla | RO水 | クリクラFit | 80℃~90℃(温水)
5℃~10℃(冷水) |
このようになっています。ウォーターサーバーのお湯を直接哺乳瓶に入れ、その後粉ミルクを溶かせばOKです。時間はかかりません。
なお、ウォーターサーバーのお湯を入れた後は、赤ちゃんが火傷しないように人肌まで冷ますのを忘れないでください。
注意点もありますが、最適な温度で簡単に赤ちゃんのミルクが作れるウォーターサーバーは、ママやパパの負担を減らせる点でメリットです。ぜひ活用してください。
ウォーターサーバーから哺乳瓶に直接お湯を入れられる?
赤ちゃんのミルクを作る際「なるべく手間を省きたい!」「ウォーターサーバーから直接哺乳瓶にお湯は入れられるの?」という質問も少なくありません。
安心してください。問題なくウォーターサーバーのお湯は直接瓶に入れられます。ウォーターサーバーの利点は、温水も冷水もすぐに利用できることです。
下の画像はプレミアムウォーターのウォーターサーバーですが、サイズの大きい哺乳瓶でも問題なく注げます。
そのため赤ちゃんのミルク作りはもちろんですが、カップスープやコーヒーを飲むときも役立ちます。忙しいときでも負担を減らせるのはウォーターサーバーの強みです。
ここでウォーターサーバーを使った、赤ちゃんのためのミルクの作り方を紹介します。「いまひとつミルクの作り方がわからない…」という場合は参考してください。
- 哺乳瓶にウォーターサーバーから温水を入れる
- 粉ミルクを入れよく振って溶かす
- 哺乳瓶を人肌程度の温度になるまで流水に当てて冷ます
この順番で赤ちゃんのミルクは作れます。なお、粉ミルクは製品に記載された指示に従って作りましょう。
稀にウォーターサーバーのお湯を注ぐ前に、粉ミルクを入れなくてはいけないケースもあります。
また、お湯は必ず「70℃以上」そして火傷しないよう必ず冷ましてください。ウォーターサーバーの温水なら、70℃以上の最適なお湯が出てくれるため安心です。
ママ・パパの時間短縮ももちろん大事ですが、一番は赤ちゃんが安心しておいしく飲めるよう考えてください。
赤ちゃんのミルク作りに役立つウォーターサーバーのメリット・デメリットを解説!
ここまでお伝えした内容から、すでに「赤ちゃんのミルク作りのためにウォーターサーバーを利用したい」という決心がついたかもしれません。
さらに、ここではウォーターサーバーを赤ちゃんのために導入するメリット・デメリットも見てみましょう。
まずはウォーターサーバーのメリットを、そしてデメリットをそれぞれ解説します。
赤ちゃんのためにウォーターサーバーを導入するメリット!
赤ちゃんのためにウォーターサーバーを導入する1つ目のメリットは「いつでもミルクが作れる」「安心・安全なお水を飲ませられる」ということです。
その他にもウォーターサーバーには下記の利点があります。
- 離乳食の準備にも便利!
- 買い物の手間が減る!
- 地震や災害の備えにもなる!
ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルクだけでなく、離乳食の準備や災害時の備えとしても活用できます。1つずつ見ていきましょう。
メリット①:離乳食の準備にも便利!
ウォーターサーバーの1つ目のメリットは「離乳食にも便利」な点です。
ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルク作りはもちろん、離乳食作りにも役立ちます。おかゆやスープ、野菜やお肉を柔らかく煮る際は、ウォーターサーバーを活用しましょう。
水道水でももちろん可能ですが、未熟な赤ちゃんが飲むことを考えると、塩素を気にするママ・パパも少なくありません。
市販のミネラルウォーターを買う手段もありますが、中にはミネラルの含有量の多い硬水の製品も存在するため、間違えて買ってしまうと大変です。
そのような場合は、毎月定期的にお水を配達してくれるウォーターサーバーがおすすめです。
メリット②:買い物の手間が減る!
ウォーターサーバーを導入する2つ目のメリットは「買い物の手間が減る」ことです。
赤ちゃんのためにスーパーでまとめてミネラルウォーターを購入する方もいますが、お水の入ったペットボトルは持つのが大変です。
特にマンションの上の階まで運ぶような場合、負担は大きくなります。そこで日常的にミネラルウォーターを買うより、ウォーターサーバーがおすすめです。
人によっては「ウォーターサーバーだとスーパーでお水を買うより高くつくのでは?」と心配する人もいますが、そんなことはありません。
ウォーターサーバーはスーパーで購入するのと同じくらい、もしくはそれ以下の価格でお水を利用できます。
参考にウォーターサーバー各社の500mlあたりの値段を見てみましょう。
お水の種類 | お水代(税込) | 500mlあたり(税込) | |
プレミアムウォーター | 天然水 | 3,283円(24L) | 68円 |
コスモウォーター | 天然水 | 4,104円(24L) | 86円 |
アクアクララ | RO水 | 2,808円(24L) | 59円 |
このように500mlあたりで計算すると、100円以下のウォーターサーバーがほとんどです。
お得にお水が飲めるなら、定期的に自宅まで運んでくれるウォーターサーバーを利用しない手はありません。
メリット③:地震や災害の備えにもなる!
ウォーターサーバーは「地震や災害の備え」にもなります。災害時の飲料水は「3日分(1人1日3リットル)」が必要とされています。(参考:首相官邸)
スーパーでミネラルウォーターを都度購入しストックしている人もいるかもしれませんが、それだと置く場所を取ってしまいます。
また、いざ使おうとしたとき「消費期限が切れていた…」という状況になるかもしれません。ウォーターサーバーを導入すれば定期的に新しいお水が届くので災害時でも安心です。
赤ちゃんのためにウォーターサーバーを導入する際の2つのデメリット…
基本的にウォーターサーバーを導入するデメリットは多くないのですが、下記の2点については注意してください。
- 水ボトルの交換が負担になる…
- セルフメンテナンスが必要となる…
どちらも、赤ちゃんにおいしくて安全にミルクを飲ませてあげるために必要なことです。この機会に覚えておきましょう。
デメリット①:水ボトルの交換が負担になる…
ウォーターサーバーの水ボトルは一般的に12Lのものが多いです。
「重くて耐えられない」というわけではなく女性でも交換できるものですが、一方で力の弱い人にとっては負担に感じることがあります。
特に水ボトルの上置きタイプのウォーターサーバーの場合、交換時にそのように感じる人もいます。そこでおすすめしたいのが「下置きタイプ」のウォーターサーバーです。
下置きタイプなら、水ボトルをセットする際持ち上げる高さが低いため負担になりません。
例えばプレミアムウォーターの「cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー」が、下置きタイプです。
水をセットする高さは床からわずか20㎝程度のため、誰でも交換しやすいウォーターサーバーです。ぜひ利用してみてください。
デメリット②:セルフメンテナンスが必要となる…
ウォーターサーバー本体を衛生的に使用するためには、定期的に「セルフメンテナンス」を行いましょう。
メンテナンスといっても大それたことではありません。汚れのつきやすい箇所を定期的に拭いてあげることです。具多的には下記の箇所を掃除してください。
- ボトルの差込口
- 取水口
- 水受け皿
この他ウォーターサーバーの背面もほこりが溜まらないよう注意して掃除します。なお、掃除の際は危険防止のため一旦コンセントから電源プラグは抜いておきましょう。
いくら安心して飲めるウォーターサーバーのお水でも、本体の汚れで細菌が発生したら本末転倒です。赤ちゃんだけでなく、使う人みんなが安心して飲めるよう心掛けてください。
水道水で赤ちゃんの粉ミルクを調乳する危険性をもっと知ってほしい
沸騰させれば水道水でも赤ちゃんのミルクは作れます。ですが「トリハロメタン」を気にして水道水を使わないママやパパも少なくありません。
トリハロメタンについては東京都水道局で「水質基準値以下であり安全性に問題はありません」と記載しています。(参考:東京都水道局)
また「水質基準は、生涯にわたり連続して摂取しても健康に影響が生じない水準をもって、基準値が設定されています」とあるため問題ないような印象を受けます。
しかし、そもそもトリハロメタンは発がん性物質であり、妊娠初期の女性が高濃度の水道水を大量に飲んだ場合流産のリスクが高くなるという話もあります。(参考:一般財団法人環境イノベーション情報機構)
なおトリハロメタンについては10分以上の沸騰で除去できるとされますが、短い場合逆に増えてしまうケースもあります。
以上のことからトリハロメタンへの懸念は拭えません。また長時間沸騰するとなると、忙しいママ・パパにとっても赤ちゃんにとっても負担になってしまいます。
ウォーターサーバーなら「天然水」「RO水」のいずれも、お水に有害な物質は含まれないため、塩素やトリハロメタンといったリスクを取り除けます。
また、どのメーカーのウォーターサーバーも赤ちゃんのミルク作りに適切な温水が出るため便利です。ぜひ利用してみてください。
なおウォーターサーバーを利用しない場合は、せめてトリハロメタンを除去できる浄水器を用意するか、赤ちゃんのミルクのためのミネラルウォーターを購入しましょう。
まとめ
ここまで、ウォーターサーバーのお水は赤ちゃんのミルク作りに利用できるのかお伝えしてきました。
ウォーターサーバーには天然水とRO水があり、そのどちらも赤ちゃんのミルクとして使えることがわかりました。
ウォーターサーバーなら、赤ちゃんのミルクに適切な温度のお湯がすぐに出るため手間はかかりません。忙しいママ・パパの負担を減らしてくれる強い味方です。
今回お伝えした内容を参考に、ぜひウォーターサーバーを活用してください。この後は本サイトVettaのおすすめウォーターサーバーを紹介しています。ぜひご利用ください。