コンビニやスーパーなどでペットボトルに入ったお水、ミネラルウォーターを見かけることも多いと思います。
頻繁に購入しているという人もいれば、これまで買ったことはなかったが、試してみたいという人もいるかもしれません。
今回の記事ではペットボト水の選び方から、オススメ商品を紹介します。
また、水道水とミネラルウォーターの違いについても解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
ペットボトル水の選び方を解説!
現在では様々なお水が販売されているため、どれを選んだらよいかわからないという人は多いでしょう。
そこでまずはどういった基準でお水を選べばよいか解説したいと思います。
硬度で判断する!
ミネラルウォーターは含まれる成分によって、軟水と硬水に分けることができます。
「軟水」とは日本では硬度100以下のお水を言います。
なお、WTO(世界保健機構)においては硬度60未満が軟水です。
硬度は含まれるカルシウムとマグネシウムの量によって決まりますが、その基準は国によって異なります。
ちなみに日本国内のお水はほとんどが軟水となります。
飲んでみるとわかりますがクセがなくまろやかなのが特徴です。
一方「硬水」はカルシムやマグネシウムといったミネラルが豊富な水です。
硬水はミネラル補給に向いていますが、飲み過ぎるとお腹を壊してしまうこともあるため、注意しなければいけません。
また、軟水とは異なり口当たりがよいとは言えず、苦みを感じることもあるため、慣れるまでは飲みにくいかもしれません。
日本と地殻物質の異なる欧米においては硬水が多く存在します。
採水地から判断する!
採水地によってお水に含まれるミネラル(硬度)の量は変わってきます。
また、国内においては水の殺菌処理をおこなうのが一般的ですが、例えばヨーロッパでは水の美味しさやミネラルを保つために殺菌はおこなわれません。
殺菌されていないと不安に感じるかもしれませんが、CODEXの国際規格により認められた厳しい基準をクリアした水を販売しているため、心配する必要はありません。
ミネラルウォーターと水道水の違いを解説!
ペットボトルで売られているミネラルウォーターと、水道水の違いについてよくわからないという人もいると思います。
そこでこの項目ではそれぞれの異なる点について解説するので参考にしてください。
安全基準
安全基準に関していうと実はミネラルウォーターよりも水道水の方が厳しいです。
水道水の場合は水道法で定められた、51のチェック項目すべてをクリアしなければ飲むことはできません。
一方ミネラルウォーターは、食品衛生法で定められた殺菌及び除菌固定のある39項目、またはなしの14項目をクリアする必要があります。
審査項目が少ないからといっても、ミネラルウォーターが飲み水として劣っているというわけではありません。
各販売会社では高い検査基準を設けており高品質な水を提供しています。
価格
価格については水道水の方が安いです。
例えば大阪市水道局によると1Lで0.1円と伝えています。
対するペットボトルに入ったミネラルウォーターの価格は500mlで100円前後します。
つまり圧倒的に水道水はミネラルウォーターよりもお得ということです。
ペットボトル水のオススメ5選!
1.いろはす(コカ・コーラ)
引用:amazon.co.jp
「いろはす天然水」はCMでもよく放送されているため、名前を聞いたことのある人も多いと思います。
全国7ヵ所の採水地から届く天然水は、厳しい品質管理をクリアした、赤ちゃんでも安心して飲むことのできる軟水です。
(採水地)
- 北海道
- 奥羽山脈
- 白州
- 砺波
- 大山
- 阿蘇
- えびの
2.アサヒ おいしい水 六甲(アサヒ)
引用:amazon.co.jp
「アサヒ おいしい水 六甲」は、採水地である兵庫県西区井吹台東町にある工場でボトリングされたミネラルウォーターです。
1983年から発売されている人気のある軟水です。
賞味期限が12ヶ月と長いため非常用として保管しておくのもよいでしょう。
なおアサヒからは、天然ミネラルバナジウムを含んだ「アサヒおいしい水富士山のバナジウム」も発売されています。
どちらの製品も無菌の安全な軟水のため赤ちゃんでもそのまま飲むことができます。
3.南アルプスの天然水(サントリー)
引用:amazon.co.jp
「南アルプスの天然水」は山梨県北杜市白州町にある、南アルプス白州工場でボトリングされた、硬度30の清涼感ある軟水です。
赤ちゃんのミルクづくりの他、料理にも使いやすいのが特徴です。
また、ボトルサイズが豊富なので用途にあった使い方ができます。
なお、サントリーでは南アルプスの天然水の他にも、採水地の異なる「奥大山の天然水」と「阿蘇の天然水」も販売しているので飲み比べてみてもよいでしょう。
4.アルカリイオンの水(キリン)
引用:amazon.co.jp
「アルカリイオンの水」は2Lと500mlの2つのボトルがあり、それぞれ採水地が異なります。
- 2L:静岡県御殿場市/岐阜県岐阜市
- 500ml:静岡県焼津市
アルカリイオンの水の特徴は採水された天然水をアルカリイオン化していることです。
そのことにより口当たりよくまろやかな味わいとなっています。
また賞味期限が最大24ヶ月となるため保存用として取っておくこともできます。
5.ピュアの森(ビクトリー)
引用:amazon.co.jp
「ピュアの森」はミネラルウォーターの製造・販売をおこなう株式会社ビクトリーの製品です。
これまで紹介した商品と比べて知名度は低いですが、口当たりやわらかく飲みやすい軟水となります。
採水地は岐阜県関市側島、長良川中流域の透明度の高い、水百選に選ばれた地下天然水です。
最先端技術のフィルターでろ過された安心して飲むことのできるお水です。
ボトルサイズは500mlと2Lがあり、賞味期限は2年間となります。
まとめ
今回はペットボトル水の購入を考えている方に、選び方やオススメ商品を紹介しました。
ミネラルウォーターを買いなれていない人や、赤ちゃんのミルクづくに利用したいと考えている方は軟水を選びましょう。
今回紹介した商品はどれも特に売れている商品です。
他にも数多くのブランドがありますが、まずは紹介した商品を試してみて、そこからさらに自分にあった味を探すことをオススメします。