日本で人気のミネラルウォーターのひとつにボルヴィックがあります。
フランス産のお水ですが、飲みやすくおいしいと感じている人が多いのではないでしょうか。
今回はボルヴィックのお水について探っていきたいと思います。
飲みやすさの理由や採水地についてなど広く紹介するので、最後までお付き合いください。
ボルヴィックについて
源泉が見つかったのは1927年となっており、意外と歴史は新しい。
フランスのお水の中でもソフトで飲みやすい天然水です。
ミネラルウォーターブランドとして国際的に有名であり、エヴィアンとともに世界で多く飲まれているお水です。
ボルヴィックは軟水・硬水?
ズバリ軟水です。ボルヴィックはフランスのミネラルウォーターブランドですが、ヨーロッパは基本的に硬水が多い中、珍しく軟水となります。
軟水の特徴
水には軟水と硬水の二つがあります。
それぞれ「硬度」によって分けられているのです。
水1000mlの中に、カルシウムイオンとマグネシウムがどれほど含まれているかで硬度を測ります。
この内軟水は120mg未満。硬水は120mg以上です。
硬度は高いほど飲みにくいと感じることが多いでしょう。
日本の水道水やコンビニで売られているミネラルウォーターは、ほとんどが軟水となります。
つまり多くの日本人がおいしいと感じているのは軟水です。
軟水は硬水と違いクセがなくまろやかな味わい。
その理由はカルシウム・マグネシウムの量が硬水と比べて少ないからです。
その他、赤ちゃんのミルクつくりにも軟水は適しています。
ミネラルの多い硬水だとお腹を壊したり、臓器に負担がかかったりすることもあると言われています。
フランスのミネラルウォーターと特徴
・ボルヴィック:硬度60mg/L(軟水)
・エビアン:硬度304mg/L(硬水)
・ヴィッテル:硬度315mg/L(硬水)
・コントレックス:硬度1468mg/L(硬水)
・ペリエ:硬度400.5 mg/L(硬水)
・ヴァットヴィレール:硬度511 mg/L(硬水)
・ヴィシーセレスタン:硬度299 mg/L(硬水)
このようにフランスのミネラルウォーターブランドはほとんどが硬水となっています。
採水地について
採水地は、フランス中部の南北120kmに広がるオーベルニュ火山自然公園の北端、「ボルヴィック市」周辺のボルヴィック村です。
水源地周辺は森と湿原に覆われた大自然。採水地への侵入は法律で厳しく規制されています。
水源地がまたがる4市の自治体によって、自然保護と環境の改善に取り組んでいます。
周辺農家では化学肥料ではなく、天然の肥料を使った有機栽培を実施。この土地で取れた野菜はオーガニックブランドとして人気です。
水源地周辺では、土壌汚染のリスクを回避するための様々な対策をおこなっています。
この他、鳥類をはじめとする固有種や希少種も生存しているため、多くの専門家の注目を集めています。ボルヴィック社はオーベルニュ地方の象徴である鳥たちの保護活動にも力を入れているのです。
出典:KIRIN|Volvic 水源地を訪ねて
オーベルニュ地方の観光情報
オーベルニュ地方は休火山が根付く山脈や湖を持つ自然豊かな地域。
採水地であるボルヴィック村には、世界各国のボルヴィックフレーバー水の試飲ができる情報センターがあります。
おいしいお水をいっぱい飲みたい人は足を運んでみてください。
また、スパや観光を楽しみたい人はヴィシー村がおすすめです。
こちらの村は火山の恩恵を受ける温泉の町として、長い歴史を持っています。
ぜひスパ施設に行ってみましょう。
また、古きよきヨーロッパの建築様式を見ることができます。ヨーロッパの雰囲気を味わいたい人におすすめです。
その他、オーベルニュ地方のシェヌ・デ・ピュイ火山群の最高峰ピュイ・ド・ドームには登山道が設けられているので、トレッキングを楽しむこともできます。
標高は1,465mです。頂上からは360度緑に囲まれる火山群を一望することができます。
ボルヴィックの商品について
ボルヴィックのボトルサイズをまずは紹介します。
500mlや1.5Lについてはおなじみかもしれませんが、330mlや1Lの商品はあまり見かけない気もします。
出典:KIRIN|Volvic 商品ラインナップ
成分
出典:KIRIN|Volvic 商品ラインナップ
なお賞味期限は36ヶ月です。
お水は賞味期限が過ぎても飲むことができる?
賞味期限というのはおいしく食べることができる期限を表したものです。
現在発売されているミネラルウォーターのほとんどは、加熱殺菌やろ過されたものとなります。
雑菌の取り除かれたお水は、適正に保存されていれば賞味期限を過ぎたものでも飲むことができます。
一方、ボルヴィックについてですが、こちらはナチュラルミネラルウォーターです。
というのは、殺菌処理などの加工を一切せず自然のままのお水ということです。
ヨーロッパでは日本の基準と異なり、採水地のお水をそのままボトリングしており、殺菌処理をしてはいけないとされています。
それは天然のお水に豊富なミネラルが含まれるから、というのが理由のひとつです。
つまり、ボルヴィックのお水の場合、賞味期限が過ぎると雑菌が増えて飲めない場合もあるかもしれません。
なので、賞味期限内に飲むことを心がけてください。
ボルヴィックが飲まれている地域
ボルヴィックの採水地のあるフランスは当然ですが、現在世界60ヶ国で飲まれています。
おいしい軟水ならウォーターサーバーがおすすめ!
日本でおなじみのミネラルウォーターボルヴィックですが、いつでも気軽に飲みたいと思う人はウォーターサーバーを探すかもしれません。
ウォーターサーバーなら24時間家にいながらおいしいお水を飲むことができます。
しかし、残念ながら現在ボルヴィックのウォーターサーバーは発売されていません。
以前は販売されていた時期もあるようです。
そこで変わりにおすすめしたいのが、「フレシャス」のウォーターサーバー。
こちらのお水は日本の天然水です。
採水地は山梨県富士吉田市(FRECIOUS富士)、静岡県富士宮市(FRECIOUS朝霧高原)、長野県木曽郡曽根町(FRECIOUS木曽)の3ヶ所。
FRECIOUS富士・FRECIOUS朝霧高原については、「バナジウム」が豊富に含まれています。
この点ボルヴィックと異なる点です。
バナジウムは、血糖値やコレステロール値を下げる効果があるとされる成分です。
また、血流がよくなることで老廃物や毒素が排出されやすくなるため、デトックスによるダイエット効果も期待されます。
気になる料金は?
金額 | 500mlあたり | |
サーバーレンタル代金 | 無料 | - |
配送料 | 無料 | - |
メンテナンス料 | 無料 | - |
FRECIOUS富士 | 1,155円/パック(7.2L) | 約80円 |
FRECIOUS朝霧高原 | 1,140円/パック(7.2L) | 約79円 |
FRECIOUS木曽 | 1,170円/パック(7.2L) | 約81円 |
サーバーは購入することもできますが、レンタルだと料金は無料です。
毎回のお水の配送料もサーバーのメンテナンス料金も無料。
かかるのはお水の料金のみです。
お水のパックは7.2Lの他にも4.7Lと9.3Lがあり、容量によって料金も前後します。
注目したいのは、500mlあたりの料金です。
価格.comでボルヴィックの500ml×24本の最安値が2,070円となっていました。
一本の価格は86.25円となります。
比較するとフレシャスの方が安いことがわかります。
気になる味と評判は?
ミネラル豊富な天然水は、まろやかでほのかに甘みを感じるものです。
ツイッターで評判をチェックしてみました。
あたしはフレシャス使ってるよー!
おしゃれだし水うまい!— 内藤メリサ (@merisa_night) January 7, 2018
フレシャスめちゃめちゃうまいんだがwwww
暑すぎて汗かいてるせいもあるか— じょうげん@仮免レーシング (@j_ktwr) June 27, 2016
サーバーのデザインがオシャレ
レンタル無料のサーバーですが、デザインはおしゃれです。
出典:FRECIOUS|お申込みはこちらから
このデザインなら部屋のインテリアとしても使えます。
まとめ
今回は人気のミネラルウォーター、ボルヴィックについての記事でした。
海外では珍しく飲みやすい軟水です。
ボルヴィックの味が好きで何年も飲んでいる人も多いでしょう。
たまには別のお水が飲みたいという人は、24時間おいしい天然水がリーズナブルな価格で飲める、フレシャスのウォーターサーバーも一度試してみてはいかがでしょうか?