ウォーターサーバーのお水には、大きく分けるとお水を濾過してボトリングしたRO水と天然水の2種類があります。
- RO水は天然水に比べると安価なため、安全なお水を料金を気にせず飲みたいという人に人気です。
RO水メーカーでシェア率が高いのは「クリクラ」と「アクアクララ」です。どちらも有名で、オフィスや病院、公共の施設などにもよく置かれているので一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
「RO水にしたいけど、どちらのメーカーにしようかな?」と迷っている人に向けて、クリクラとアクアクララの違いをまとめてみました。
クリクラとアクアクララの違い
お水の違い、サーバーの違い、月額費用の違い、解約金の違いについて順番にご紹介しますね。
どんなお水を使っている?RO水の違い
「アクアクララ」と「クリクラ」、どちらも「RO水」です。
「RO水」とは、RO膜による浄化された水です。RO膜は、汚れている水をきれいにするだけではなく、ウイルス、ダイオキシン、トリハロメタン、農薬、水銀、鉛、環境ホルモンなども取り除きます。
どちらのメーカーも、「RO膜(逆浸透膜)」でろ過したあと、ミネラルを加えて美味しく飲みやすくしてある美味しいお水です。ミネラルは、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムの4種類が配合されています。
サイズは12リットルのボトルと、もう少しちいさい軽量ボトル(クリクラは6L、アクアクララは7L)の2種類があります。12リットルのボトルをウォーターサーバーの上に持ち上げるのが重く感じる人は、軽量タイプにすれば楽々セットできます。
成分(1Lあたり) | ボトルのタイプと価格(税抜) | |
クリクラ |
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アクアクララ |
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サーバー本体の種類
クリクラとアクアクララで現在契約ができるサーバー本体を画像にまとめてみました。
並べてみると、サーバー本体の種類、カラーバリエーションともに、アクアクララのほうが多いですね。
クリクラのサーバー本体の種類と特徴
クリクラには通常タイプの「クリクラサーバー」と、エコタイプの「クリクラ省エネサーバー」があります。それぞれ床置・卓上がありますので合計4種類の中から選択できます。
クリクラサーバーは、どこにでも設置しやすいシンプルなデザインです。サイズは床置のロングと卓上のショート2種類から選べます。
クリクラ省エネサーバーも床置・卓上の2種類があり、デザインはやや台形になっており今時ナチュラルなデザインになっています。クリクラサーバーに比べて電気代が最大58%削減のエコタイプで、ドリップトレイ(サーバーの給水口の下に置いてあるトレイ)のカラーをアイランドブルー・オーガニックグリーン・ペールピンクの3色から選ぶことができます。
アクアクララのサーバー本体の種類と特徴
アクアクララはハイクオリティモデルの「アクアアドバンス」8色、スタンダードな「アクアスリム」2色、卓上型の「アクアスリムS」の合計11種類から選べます。
アクアアドバンスはICチップを搭載していて、電子制御化された温度コントロールにより大幅な省エネが可能となりました。抗菌素材と紫外線ランプでのタンク内オートクリーン機能がついているので、衛生面が不安なママでも安心です。
アクアスリム(カラー2色)は、従来からのスタンダードなタイプ。本体はスリムでありながら、水受け皿の奥行きは広いためお料理にも使いやすくなっています。卓上タイプのアクアスリムSもあります。
サーバーレンタル・お水代・サポート代など月額料金はいくらかかる?
月額料金については、それぞれの公式ページでシミュレーションされている金額をご紹介します。
比較しやすい金額として、親子4人暮らし、飲料水のみで使った場合の月額料金をあげておきます。
月額料金(12Lボトル4本使用として) | |
クリクラ |
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アクアクララ |
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1本あたりの単価はアクアクララのほうが安く、サポート料はクリクラのほうが安く、サーバーの電気代はアクアクララのほうが安いという状況です。
電気代まで含めたトータルでの月額にはそれほど違いが見られません。
引越し・解約時の手続きや費用
引越しをしたり、解約したくなった場合ですが、クリクラ・アクアクララいずれも電話で手続きOKとなっています。
一般的にウォーターサーバーは解約時に契約期間(2年など)を過ぎていない場合は高額の違約金・解約金がかかることがほとんどです。しかし、クリクラは違約金・解約金はなく、アクアクララは「退会手数料」という費用がかかります。
クリクラの解約費用
クリクラは解約に費用がかかりません。
アクアクララの退会手数料
申し込みから6ヶ月(180日)以内に退会する場合は、退会手数料(3,000円+消費税)が発生します。その他、プランや契約サーバーによってはタイミングによって別途退会手数料が発生します。
どんな人が使ってる? 口コミは?
公式サイトや、レビューサイトなどで実際に使っている方の口コミをいくつかご紹介します。
クリクラの口コミ
クリクラはサーバーデザインには若干不満があるものの、コストや味、サービスなどに満足している口コミが多く見られました。
転勤族なので、解約に違約金がかからないのが決め手になりました。いきなり海外赴任もあるので、縛りがないのは助かります。(40代主婦)
3ヶ月で6本以上のお水を注文しないと、サーバーレンタル料1,000円がかかるようになるので、ちょっとたいへん。冬場は飲まなかったりするので、そこはマイナスポイントかな。それ以外はとくに不満なし。お水も美味しいし便利に使っています。(30代主婦)
どうしてもレバー式が良かったのでクリクラに。インテリア性のあるデザインではないのでリビングには置けないのが残念。違和感のないようにキッチンに設置しています。(20代主婦)
アクアクララの口コミ
アクアクララは、アクアアドバンスを選択した人に満足度が高い口コミが多く見られました。また、ベビアクアクアプランを利用している赤ちゃん・幼児のいるママの口コミも多数ありました。
思っていたよりも、コスパが良いです。天然水の他のウォーターサーバーより安く、ミネラル調整されているので味も悪くありません。これからも使い続ける予定です。(20代主婦)
アクアアドバンスのシックなデザインが気に入っています。ウォーターサーバーは、リビングにおいているので来客があった時は「素敵ですね」と言ってもらえるので嬉しくなっちゃいます。(30代主婦)
RO水で、ボタンで給水するサーバーが良かったのですが、クリクラにはなかったのでアクアクララのアドバンスに。ポップなインテリアにも合うオレンジ色のパネルにしました。
赤ちゃんが出来たのを機に契約しました。ベビアクアクアプランでお得に使えるのが助かります。(20代主婦)
まとめ:クリクラとアクアクララどっちを選べばよい!?
クリクラとアクアクララどちらを選べばよいかですが、サーバーは多くから選べるアクアクララのほうが一歩リードしているといえますが、お水のミネラル分や価格にはほとんど違いがありません。
そこで、迷っている人におすすめなのが「無料お試し」です。クリクラもアクアクララもボトル1本分無料でお試しできるサービスをやっています。
契約まで時間に余裕があるのなら、両方お試ししてみることもできます。いずれも費用は完全無料で、お試しのあと返却しても全く問題ありません。
天然水系のウォーターサーバーにはこのようなサービスは一切ありません。クリクラとアクアクララのように、実際にお水を飲んだり、サーバーの使い勝手や配達方法などをしっかり確認してから申し込みできるのは嬉しいですね。
両方試すのなんて面倒だ、すぐに契約したいという人は、次にそれぞれのメリット・デメリットをあげておきますので、どちらが自分に合っていそうかをチェックして選んでくださいね。
クリクラのメリット・デメリット
メリットには次のようなものがあります。
- 解約手数料がかからない(離島や海外への引越しがある転勤族でも解約しやすい)
- 月額料金が安い
- サーバーレンタル代無料
- 自社配送
- 年1回メンテナンスがある
デメリットには次のようなものがあります。
- 注文ノルマはないが、3ヶ月で6本以上注文しないと、サーバーレンタル料が月1000円かかる
- サーバーの種類が少ない、省エネタイプは初回に7,000円(税別)が必要
- サーバーにUV除菌ランプのような機能はない
必ず月に2本以上は注文する、300円でもいいから月額料金を安くしたい、サーバーのデザインや機能にはこだわらない、いつ解約をすることになるかわからない、という人は、アクアクララよりもクリクラがおすすめです。
アクアクララのメリット・デメリット
メリットには次のようなものがあります。
- ボタン式で省エネタイプのデザインサーバーが選べる
- サーバーレンタル代無料
- 衛生面に優れたサーバーを選べる(アクアアドバンスにはUV除菌ランプ機能あり)
- サーバーの電気代が安い
- 注文ノルマはなし(長期旅行や、出張などで本数が月1本ペースになっても追加料金なし)
- 自社配送
- 年1回メンテナンスがある(アドバンスは3年に1回)
デメリットには次のようなものがあります。
- サポート料がクリクラと比較するとやや高額
- 解約時に契約内容によっては解約手数料がかかる
デザイン性・機能性の高い省エネサーバーを使いたい、赤ちゃん・幼児がいるのでサーバーの衛生面が気になる、旅行や出張が多い、短期間での解約をする予定はない、という人はクリクラよりアクアクララがおすすめです
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