ウォーターサーバーは、温水や冷水を瞬時に使える上、おいしいお水が楽しめる一石二鳥の生活お役立ちアイテムですが、大きな災害が起こってしまった場合はどうでしょうか?
実は、停電しても給水できるサーバーもありますが(冷温機能は停止)、一部のサーバーは給水もできなくなってしまうこともあります。給水をボタンで制御しているようなタイプのものですね。
ウォーターサーバーの水ボトルは備蓄にぴったり!とよく言われますが、実際にはサーバーが使えなくなってしまうと、お水ボトル単体で利用することになります。しかしボトルには給水口や蓋もついていませんし、重いのでそのままでは扱いにくいですよね。
そこでぜひ常備しておきたいのが、プレミアムウォーターが提供している「常温水キット」や「バッグインボックス」です。いずれも災害用備蓄にはもちろん、イベントやキャンプ・アウトドアの飲料水としても便利です。
この記事では、もしもの時に家族の安心・安全な生活を守りたいと願うママたちにぴったりの【プレミアムウォーターの常温水キットとバッグインボックスについて】まとめています。
そんなアイテムがあるなんて知らなかった!って方もぜひご覧くださいね。
※常温水キット・バッグインボックスは、プレミアムウォーター専用のアイテムで、プレミアムウォーターのウォーターサーバーを契約している方しか購入することができません。
プレミアムウォーターの「常温水キット」とは?
常温水キットの内容
キットの内容は、プレミアムウォーター専用の常温コックと専用置台、そして専用ボトルカバーの3つで6,000円。
それぞれのアイテムは単品だと、常温コック2,500円、置台3,500円、ボトルカバー2,000円です。単品購入だと合計8,000円ですので、2,000円お得に購入できるセットのほうがオススメです。
常温水キットの使い方
使用方法はシンプルで、水ボトルを専用ボトルカバーにセットしたら、キャップをはずして常温コックに取り替えます。
あとは、専用ボトルカバーごと専用置台に載せれば準備完了!
常温コックを手前に引けば簡単に給水できるので、ウォーターサーバーと同じような感覚で使えちゃいます♪
常温水キットのポイント
- お水はいつもの水ボトルを使えるので、わざわざ専用ボトルを購入する必要はなし
- 電気いらずなので停電時も問題なく使える
- コンセントがないから、リビングやキッチンの卓上など、いろいろな場所で使える
- 置台は折りたたんでカバーと一緒に収納しておけば、スペースも取らない(他の備蓄品と一緒に保管しておくのがオススメ)
プレミアムウォーターの「バッグインボックス」とは?
バッグインボックスの形状
一見すると普通の箱に見えますが、側面に専用のコックがついていて、中にはお水が収納されています。
バッグインボックスの使い方
コックをひねると水が出てくるので、常温水キットと同じように、簡易ウォーターサーバーとして利用することができます。
これ1つで完結しているアイテムなので、そのままあちこちに持ち歩いてもOK。
ボックス型なので移動や積み下ろしも安定していて、災害時にはもちろん、イベントやアウトドアにももってこいです。
バッグインボックスの購入方法
バッグインボックスが欲しいときに注文する「都度購入」と、一定のペースで宅配してもらえる「定期購入」の2パターンがあります。
注文はサポートセンターへ電話で申し込みます。
常温水キットとバッグインボックスの違い
常温水キットとバッグインボックスは両方とも災害時やアウトドアレジャーなどに便利なアイテムという点で共通していますが、水の量や料金など異なる点もいくつかあります。
以下に常温水キットとバッグインボックスの違いをわかりやすくまとめてみましたので、ご自身や家族の方の用途に合わせて選ぶ時の参考にしてみてください。
使用方法
常温水キットは常温コックと置台、ボトルカバーの3点セットで、使用する時はこれらを水ボトルにセットする必要があります。
一方のバッグインボックスは下準備なしでそのまま使用することができます。
すぐ使えるという点ではバッグインボックスの方が優れていますが、置台を利用する常温水キットはテーブルなどがない屋外でも一定の高さを確保できるので、場所を選びません。
お水の量
常温水キットはサーバーにセットする水ボトルがそのまま使えるので、1本あたりの水の量は12Lとなります。
一方、バッグインボックスは1箱あたり10Lの水が入っているので、常温水キットに比べると容量はやや少なめです。
料金
常温水キットの価格は税抜で6,000円ですが、別途450円~1,600円の配送料がかかります(料金は地域によって異なります)。
さらに水ボトルが1本あたり1,360円~1,960円(プランによって異なります)かかるので、諸々の費用を合計すると初回は1本あたり7,810円~9,560円のコストがかかります。2本目以降はお水の料金のみとなります。
一方、バッグインボックスは都度購入の場合で1箱あたり1,620円、定期購入だと1,728円となっています。
初回だけで見るとバッグインボックスの方がコスト安ですが、定期的に使うのであれば常温水キットの方がお得と言えそうです。
理由は
- お水代が常温水キットは12リットルあたり1,360円~1,960円(プランによって異なります)、バッグインボックスは10リットルあたり1620円または1,728円
- キット代は高いが、継続して使うならお水代だけでよく、箱やコックなどの無駄なゴミが出ない
という点です。
ただし、「今回だけ欲しい(キャンプ・イベント等)」や「備蓄用に1個だけおいておきたい」という場合には、都度注文でバッグインボックスを注文したほうがお得と言えそうです。
常温水キット・バッグインボックスってどんな時使うの?
プレミアムウォーターの常温水キットまたはバッグインボックスの具体的な利用シーンをいくつかご紹介します。
安心、安全な飲み水として使える
大規模災害が発生するとライフラインが遮断され、断水になってしまうおそれがあります。たとえお水が出ていても、水道管に亀裂が入ると異物が混入してしまい、水が濁ったり汚れたりしてそのまま使えないことも。
そんなとき、常温水キットやバッグインボックスを利用すれば、断水時でも安心・安全な天然水を家族で飲み続けることができます。
もちろん、災害時ではない普段も常温の飲み水として便利に使えます。
災害時の料理に使える
災害時に停電になっても、カセットコンロを持っていれば料理や炊飯を行うことができます。
ただ、いくらカセットコンロを使っても、肝心のお水が手に入らなければお米も炊けないし、災害時に重宝するインスタント食品も作れないし、赤ちゃんのミルクだって準備できません。
常温キットやバッグインボックスがあれば、ライフラインが止まった直後でも、鍋やカセットコンロを使ってお湯を沸かすことができるので、苦労せずにお腹を満たせそうですね。
体を清潔に保てる
大規模な災害が起こると、電気・ガス・水道が一気に止まってしまうため、しばらくお風呂に入れなくなってしまいます。
災害時はある程度仕方ないことですが、できれば歯や体はきれいに保っておきたいところですよね。
そんなとき、常温水キットやバッグインボックスから水を出してタオルを濡らせば、体のあちこちをきれいに拭き取ることができて、気分的にもさっぱりします。
もちろん歯磨きにも使えるので、災害時でも体を清潔にできるところがうれしいですね。
また、災害時は感染症が流行しやすい傾向にありますが、常温水キットやバッグインボックスはコックをひねれば水が出続けるので、感染症予防の手洗いにも役立ちます。
[参考]災害時などいざというときに備えたい「お水」どれくらい必要?
災害の規模にもよりますが、ライフラインは一度止まると復旧するまでに長い時間がかかることがあります。
たとえば平成23年に起こった東日本大震災では、水道が復旧するまでに10日間以上かかった地域もありました。
そのため、農林水産省がまとめたガイドライン(PDFファイル)では、災害時の備蓄として、最低でも3日間、できれば1週間分程度の水を常備しておくことを推奨しています。
飲料水であれば、1人につき1日1リットルの水が必要となるそうです。あくまで最低限必要な量の目安なので、料理などに使う水をプラスするともっと多くなります。
そのため、1人あたり1日3リットルほど備蓄しておけば、いざという時に家族の生活を支えられるといえます。家族の人数×3リットル×3日分は最低でも用意しておきたいですね。
アウトドアやキャンプ、イベントでも使える
ここまで大規模な災害が起こった時の常温水キットまたはバッグインボックスの活用法をご紹介してきましたが、もしもの時以外のシーンでも大活躍します!
まずはキャンプなどのアウトドア。キャンプ場には炊事場がありますが、テントサイトから遠かったりすると、いちいちお水を運んでくるのは大変です。
そんなとき、常温水キットやバッグインボックスがあれば、わざわざお水を汲んでこなくても、飲料水や手洗い、料理などいろんな用途に使えてとっても便利♪
常温水キットとバッグインボックスはどちらも電源不要で持ち運び可能なので、電源のないフリーサイトでも使えるところが魅力です。
アウトドアの趣味はない・・・という人も、お子さんの運動会や部活動の試合観戦など、屋外で長時間過ごす機会があるかもしれません。
幼稚園や小学校の校庭、あるいは試合が行われるグラウンドやコートには日陰がない場合が多いので、熱中症対策にうってつけのアイテムと言えそうです。
まとめ
地震大国と呼ばれる日本にいる以上、どこに住んでいても大きな災害に見舞われる可能性はゼロではありません。
災害後数日はライフラインが止まることを想定すると、備蓄として常温水キットまたはバッグインボックスを保管しておくことは心強い備えになりそうです。
また、万が一のことがなくても、お子さんとお出かけしたり、屋外でのイベントが好きという方は常備しておいて損はありません!
お水は人にとって大事な生命線。大切な家族を守りつつ、普段のイベント事にも重宝する常温水キットとバッグインボックスはぜひ常備しておくことをおすすめします。