「ウォーターサーバーの衛生面ってどうなのかな…」「水道水と比べて安全なの?」といった疑問を感じていませんか?
詳細は今回の内容で解説していますが「ウォーターサーバーだから安全ではない」といったことはありません。
ウォーターサーバーはどれも衛生面に配慮されています。ただ、今回の記事を読むとより安全性の高い製品が見つかります。
「ウォーターサーバーの衛生面について詳しく知りたい」という場合は、ぜひ参考にしてください。
ウォーターサーバーの衛生面に不安感じる3つの理由
ウォーターサーバーの衛生面が気になる理由は、人によって様々です。例えば「水道水と違って塩素が使用されていないけど大丈夫なの?」という人もいます。
中でも、よくある衛生面の不安については下記の3つが挙げられます。
- 衛生面が心配される理由①:塩素が含まれていないお水は安心して飲めるの?
- 衛生面が心配される理由②:給水口に雑菌が繁殖するのでは?
- 衛生面が心配される理由③:水ボトルに空気が入るけど汚染の心配はないの?
ウォーターサーバーの給水口の衛生面や、水ボトルに空気が入ることで「雑菌が入る」と心配している人は少なくありません。
その他、再利用されるリターナブルボトルについても「衛生面で問題はないの?」と気にする人もいます。
ここでは3つの衛生面の不安について、具体的にどのようなことかお伝えするので見てみましょう。
①:塩素が含まれていないお水は安心して飲めるの?
ウォーターサーバーの衛生面に関する1つ目の不安は「塩素が含まれていないお水でも安心して飲めるのか?」ということです。
すでに広く知られていることですが、水道水には消毒のため「塩素」が含まれています。塩素には強力な殺菌作用があり、病原菌を死滅させる効果があるからです。
塩素によって消毒されたお水は、水道管を通って各家庭まで運ばれます。私たちが普段から衛生面を気にせず気軽に水道水を口にできるのは消毒されているおかげです。
一方ウォーターサーバーには天然水やRO水がありますが、いずれも塩素は含まれていません。
それを聞くと「衛生面で心配はないの?」と感じてしまいます。ですが安心してください。ウォーターサーバー各社では徹底した品質管理が行われています。
例えば天然水のプレミアムウォーターでは、4段階を超えるフィルターで丁寧に除菌を行います。
さらに毎日の水質検査や、月に1度の放射性物質検査は欠かせません。ウォーターサーバーだから衛生面が不安ということは一切ないです。
塩素消毒が行われた水道水は当然安心・安全に飲めますが、一方で「カルキ臭い」「まずい」という声も聞かれます。
ウォーターサーバーなら衛生面での不安がないだけでなく「おいしく飲める」そして「便利に使える」といった面もメリットです。
②:給水口に雑菌が繁殖するのでは?
ウォーターサーバーの衛生面に関する2つ目の不安は「給水口(取水口)に雑菌が繁殖するのでは?」という疑問です。
日常的にウォーターサーバーを使用していると「水が跳ねた」「指が触れた」といったことはよく起きます。
特に小さいお子さんがいる家庭では「いたずらしてべたべた触った」というのはあり得る話です。また、長く使用しているとウォーターサーバーにホコリや汚れも付くでしょう。
そうすると「衛生面は大丈夫かな?」と不安に感じてしまいます。
なお、ウォーターサーバーには「メンテナンス不要」を謳った製品もあります。その場合だと衛生面での不安は無さそうです。
ですが結論からいうと、どのようなウォーターサーバーでも衛生面を保つためには日常的にお手入れしましょう。
ウォーターサーバーの内部や水ボトルについては衛生面が保たれていても、給水口は常に外気に触れるものです。何もしないでいるとカビや雑菌が繁殖してしまいます。
ウォーターサーバーの本体や給水口などは拭き掃除で構いませんので、定期的にお掃除してください。詳しいお掃除方法については後ほどお伝えします。
また、受け皿に水が残ったままにしておくのも雑菌が繁殖する原因です。そのためこまめに拭き取るようにしてください。意識しておくと、ウォーターサーバーの衛生面は保たれます。
③:水ボトルに空気が入るけど汚染の心配はないの?
ウォーターサーバーの衛生面に関する3つ目の不安は「水ボトルに空気が入るけど衛生面での心配はないのか?」という疑問です。
これまで「ぶくっぶくっ」とウォーターサーバーの水ボトルに空気が入る音を聞いたことがあるかもしれません。
空気には見えないホコリや雑菌が含まれていることがあるため「ウォーターサーバーの衛生面は大丈夫なの?」と心配に感じる人も少なくないです。
実はウォーターサーバーのすべての水ボトルに空気が入るわけではありません。
ウォーターサーバーには「ワンウェイボトル方式」と「リターナブルボトル方式」それぞれ2つの配送方法がありますが、このうちリターナブルボトル方式が空気の入るタイプです。
リターナブルボトル方式で採用している水ボトルは、衝撃に強いポリカーボネート樹脂で作られたガロンボトルです。
ガロンボトルはワンウェイボトル方式で採用しているペットボトルと違って、固いため潰れることがありません。
反対にワンウェイボトル方式のペットボトルは、お水を使用した分だけ水ボトルは潰れていきます。つまり内部は真空状態に保たれます。
一方リターナブルボトル方式のガロンボトルは、水を使用する際に空気を送り込んで排出する仕組みのため「ぶくっぶくっ」と音がします。
つまり「空気の入るのが嫌だ」「衛生面が心配」という場合は、ワンウェイボトル方式を採用しているウォーターサーバーやメーカーを選びましょう。
衛生面を重視したウォーターサーバーを選ぶコツを3つ紹介
ここまで、ウォーターサーバーの衛生面に関する不安を見てもらいました。
一方で「それならどうやって衛生面で安心できるウォーターサーバーを選べばいいの?」という疑問もあるでしょう。
衛生面を重視したウォーターサーバーを選ぶコツには下記の3つがあります。
- 衛生面を重視したサーバーを選ぶコツ①:清潔さを重視した機能を備えている
- 衛生面を重視したサーバーを選ぶコツ②:定期的に徹底した水質検査が行われている
- 衛生面を重視したサーバーを選ぶコツ③:ワンウェイボトル方式を採用している
詳細は次からお伝えしていきますが、まずは「衛生面を重視した機能を搭載したウォーターサーバーであること」というのが大事です。
従来の製品と異なりウォーターサーバーの機能は進化しています。特に優れたメンテナンス機能を搭載した、衛生面に優れたウォーターサーバーも少なくありません。
「衛生面で心配したくない」という場合は、ウォーターサーバーの機能に注目しましょう。
また、衛生面を重視するなら「定期的な水質検査を行っている」や「ワンウェイボトル方式を採用している」という点に注目するのも大切です。それぞれ詳しく解説します。
①:衛生面を重視したサーバーを選ぶコツ①:清潔さを重視した機能を備えている
衛生面を重視したウォーターサーバーを選ぶ1つ目のコツは「衛生面を重視した機能を備えているか」です。
最新のウォーターサーバーの中には、衛生面にこだわった「自動クリーン機能」を搭載した機種も少なくありません。
定期的にウォーターサーバー内部に熱水を循環させることで、衛生面を清潔に保ってくれます。
例えば天然水のウォーターサーバーコスモウォーターの「Smartプラス」には「Wクリーン機能」が搭載されているため衛生面は安心です。
機能の1つは外気に含まれる雑菌の侵入を防ぐ「クリーンエア機能」です。
なおもう1つは、48時間ごとに熱水を自動循環させウォーターサーバー内部を清潔に保ってくれる「クリーンサイクル機能」です。
当然徹底した水質検査も行われるため、衛生面に優れたおいしい天然水がいつでも飲めます。
他にも、熱水を循環させるクリーン機能を搭載したウォーターサーバーには、下記の製品があります。
- 熱水を循環させ衛生面を保つ製品①:Smartプラス(コスモウォーター)
- 熱水を循環させ衛生面を保つ製品②:cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー(プレミアムウォーター)
- 熱水を循環させ衛生面を保つ製品③:dewo(フレシャス)
これらの他フレシャスの「SIPHON+」のように、殺菌能力の強い紫外線を使用し衛生面を保つウォーターサーバーもあります。
このタイプは、これまでのウォーターサーバーでは難しかった、給水口部分までの殺菌効果が期待できるのが特徴です。より衛生面にこだわりたいなら選んでみてください。
その他リターナブルボトル方式のウォーターサーバークリクラでは、高性能フィルター「HEPAフィルター」を搭載しています。
空気に混じるゴミや粉塵を徹底除去するため、空気を吸い込むタイプであっても衛生面は安心できます。
各社で、衛生面にこだわった機能を搭載したウォーターサーバーを扱っています。ぜひ利用してみてください。
②:衛生面を重視したサーバーを選ぶコツ②:定期的に徹底した水質検査が行われている
衛生面を重視したウォーターサーバーを選ぶ2つ目のコツは「定期的に徹底した水質検査が行われているウォーターサーバーを選ぶ」です。
ウォーターサーバー本体の衛生面は当然ですが、天然水やRO水に関係なく配達されるお水が安心できるものでなくてはいけません。
どのウォーターサーバーも衛生面については定期的に水質検査を行っていますが、申し込み前には念のため各メーカーの公式ページでチェックしておきましょう。
例えば天然水のコスモウォーターは「自社で設けた120項目以上の基準をクリアしたお水しか出荷しない」としています。
過去にコスモウォーターの公式ページを見たことがあるなら気づいたかもしれませんが、最新の放射性物質検査の結果も都度掲載されているため信頼できます。
この他、衛生面の観点からウォーターサーバーの中には、世界で通用する食品衛生や食品安全の規格を取得しているところも少なくありません。
各ウォーターサーバーが取得している、衛生面に関する規格を一部紹介します。
- フレシャス(天然水):FSSC22000(食品安全マネジメントシステムの国際規格)
- クリクラ(RO水):FSSC22000(食品安全マネジメントシステム)/HACCP(総合衛生管理製造過程の認証)
- アルピナウォーター(天然水):ISO22000(食品安全マネジメントシステム)
規格を取得していないウォーターサーバーだからといって「衛生面で不利」ということはありませんが、取得しているとより信頼できるのは間違いありません。
③:衛生面を重視したサーバーを選ぶコツ③:ワンウェイボトル方式を採用している
衛生面を重視したウォーターサーバーを選ぶ3つ目のコツは「ワンウェイボトル方式を採用しているウォーターサーバーを選ぶこと」です。
リターナブルボトル方式で採用されているガロンボトルは、ウォーターサーバーの仕組み上どうしても空気が侵入します。
例えばクリクラでは、衛生面で世界的に信頼されているFSSC22000やHACCPを取得しているため水質の心配はありません。
ですがクリクラはリターナブルボトル方式でガロンボトルのため「空気が入ること」を考えると、衛生面ではネガティブな印象を受けてしまいます。
ガロンボトルはリサイクルできるためエコの面ではメリットですが、衛生面を考えると空気の入らないワンウェイボトル方式がおすすめです。
念のため、ワンウェイボトル方式とリターナブル方式それぞれのメリット・デメリットを挙げておきます。
リターナブルボトル方式には衛生面でのデメリットがありますが、その分ワンウェイボトル方式より優れたメリットもあります。
■ワンウェイボトル方式のメリット
- 空気が入らないため衛生的に使える
- 水ボトルは使い切りなのでより衛生的
- 空ボトルは家庭ゴミとして処分できる
■ワンウェイボトル方式のデメリット
- 空ボトルのゴミの分別がわずかに手間
- 水ボトルのゴミがかさばる
■リターナブルボトル方式のメリット
- 空ボトルはリサイクルするためエコ
- ワンウェイボトル方式と比べて価格が安い
- 水ボトルが頑丈なので落としても割れない
■リターナブルボトル方式のデメリット
- 空気が入るため衛生面が不安
- 空ボトルの回収に来るまで保管しておく必要がある
- ごつごつしたボトルが視覚的にマイナス
メリットを見るとわかりますが、衛生面では断然ワンウェイボトル方式が上です。
なお、リターナブルボトル方式はRO水のウォーターサーバーで採用されているため、価格の面ではメリットです。
清潔で安心できるウォーターサーバーを5つ比較
ここまで衛生面を重視したウォーターサーバーを選ぶコツを見てもらいました。
それでも「ウォーターサーバーは数が多いためどれを選べば良いかわからない」というケースもあるでしょう。
そこで、筆者が紹介する衛生面にこだわったおすすめのウォーターサーバーを見てみましょう。下記の製品に注目してください。
- ①:cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー(プレミアムウォーター)
- ②:smartプラス(コスモウォーター)
- ③:アクアファブ(アクアクララ)
- ④:dewo mini(フレシャス)
- ⑤:SIPHON+(フレシャス)
どれもはじめて耳にする製品かもしれませんが、各ウォーターサーバーでは衛生面にこだわった構造になっています。
次から、それぞれのスペックや料金などを比較紹介していくので見てみましょう。
①:cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー(プレミアムウォーター)
ウォーターサーバーの名称 | cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー |
水の種類 | 天然水 |
月額料金(税込) | 3,833円~ |
サイズ | H1,160mm×W300mm×D386mm |
水容量 | 12L |
対応温度 | 冷水:約8℃
温水:約83℃ |
水ボトルのタイプ | ワンウェイボトル方式 |
衛生面にこだわった機能 | 加熱クリーンシステム |
衛生面で安心のおすすめウォーターサーバーの1つ目は「cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー」です。
こちらは天然水のウォーターサーバープレミアムウォーターの製品です。
cado×PREMIUM WATERウォーターサーバーは、プレミアムウォーターの中で比較してみても特に「衛生面で優れたウォーターサーバー」として知られています。
熱殺菌でタンク内を清潔に保つ「加熱クリーン機能」は、衛生面を考えるとメリットです。
冷水タンク内に温水を循環させ「約2時間約70℃の状態をキープ」し、ウォーターサーバーのタンク内を清潔に保ってくれます。
また、cado×PREMIUM WATERウォーターサーバーでは、冷水内に外気を取り込みにくい構造となっているのも衛生面で注目すべき点です。
その他、プレミアムウォーターの水ボトルは水が減っていくにつれ収縮するタイプのペットボトルを採用しているので、空気中に含まれる雑菌や汚染の心配も軽減します。
なお、cado×PREMIUM WATERウォーターサーバーは、プレミアムウォーターの中でも「子育て家庭がお得に使えるウォーターサーバー」としてもメリットです。
というのも、プレミアムウォーターの「子育てマムプラン」の対象ウォーターサーバーだからです。
子育てマムプランは、お水料金の割引やサーバー設置費用無料など、メリットが多いのでぜひ利用してみてください。
ウォーターサーバーは、赤ちゃんのミルクづくりにぴったりな温度の温水に対応しているため、子育て中のママ・パパにおすすめです。
衛生面に加えてお得に使えるのもプレミアムウォーター「cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー」の魅力です。
プレミアムウォーターの公式ページもチェックしてみましょう。
②:Smartプラス(コスモウォーター)
ウォーターサーバーの名称 | Smartプラス |
水の種類 | 天然水 |
月額料金(税込) | 4,104円~ |
サイズ | H1,100mm×W300mm×D340mm |
水容量 | 12L |
対応温度 | 冷水:6~10℃
温水:80~90℃ |
水ボトルのタイプ | ワンウェイボトル方式 |
衛生面にこだわった機能 | Wクリーン機能
鮮度キープシステム |
衛生面で安心のおすすめウォーターサーバーの2つ目は「smartプラス」です。こちらは天然水のウォーターサーバーコスモウォーターの製品です。
コスモウォーターの中で比較してみても、Smartプラスは特に「Wクリーン機能」と「鮮度キープシステム」が衛生面でメリットです。
まずWクリーンは「クリーンエア」と「クリーンサイクル」それぞれ2つの機能からなるシステムです。
特許を取得しているクリーンエアでは、ウォーターサーバーのタンク内のわずかな外気に含まれる雑菌も見逃さずシャットアウトするため、衛生面で安心できます。
そしてクリーンサイクルの方は、48時間ごとに熱水を自動循環させウォーターサーバー内部を清潔にしてくれます。
Wクリーン機能は、コスモウォーターのウォーターサーバーを比較してみてもSmartプラスだけが持つ衛生面に優れた機能です。
この他コスモウォーターでは「鮮度キープシステム」が導入されている点も、衛生面でのメリットです。鮮度キープシステムには下記3点の特徴が含まれます。
- 衛生面で安心の鮮度キープシステム①:48時間出荷
- 衛生面で安心の鮮度キープシステム②:採水地直送
- 衛生面で安心の鮮度キープシステム③:Wクリーン機能
コスモウォーターは、天然水のボトリングから出荷までを「48時間以内」に行うウォーターサーバーです。つまりいつでも汲みたて新鮮なお水が飲めます。
またコスモウォーターは、お届け先に最も近い採水地で採れた天然水をお届けしてくれます。コスモウォーターの採水地は下記の3箇所です。
- ①:静岡採水地
- ②:京都採水地
- ③:大分採水地
「48時間以内の出荷」そして「最寄りの採水地で汲まれた水」ということで、他のウォーターサーバーと比較してみても新鮮な天然水が飲める点がメリットです。
また、お伝えしたウォーターサーバーのWクリーン機能も備えています。
他社と比較した結果「より衛生面で安心できるウォーターサーバーを選びたい」という場合は、コスモウォーターがおすすめです。
ぜひコスモウォーターの公式ページもチェックしてみてください。
③:アクアファブ(アクアクララ)
ウォーターサーバーの名称 | アクアファブ |
水の種類 | RO水 |
月額料金(税込) | 4,238円~ |
サイズ | H1,320mm×W286mm×D350mm |
水容量 | 12L
7L |
対応温度 | 冷水:5~12℃
温水:80~90℃ |
水ボトルのタイプ | リターナブルボトル方式 |
衛生面にこだわった機能 | SIAA/SEK抗菌マーク認証
抗菌加工を施したエアフィルター 専門スタッフによる定期メンテナンス |
衛生面で安心のおすすめウォーターサーバーの3つ目は「アクアファブ」です。こちらはRO水のウォーターサーバーアクアクララの製品です。
RO水と聞くと「馴染みのないお水だけど衛生面は大丈夫なの?」と心配する人も少なくありません。ですが、天然水と同様に安心して飲めるため衛生面での心配は不要です。
RO水とは、水道水などの原水をRO膜でろ過したクリアなお水です。水分子以外の不純物を徹底して除去しているため衛生面は安心できます。
RO水は、純水やピュアウォーターなどとも呼ばれるお水です。純水と聞くと「おしいしの?」という疑問もあるかもしれません。
確かに純水自体は味気ないものですが、アクアクララではろ過したお水にバランスよくミネラルを添加しているため、おいしく飲めるのが特徴です。
ここまでRO水の安全性をお伝えしてきましたが、アクアクララはウォーターサーバーの衛生面も十分安心できます。
まず、ウォーターサーバーの「アクアファブ」は使用されるパーツ類に対して「SIAAマーク」および「SEKマーク」を取得しています。
SIAAマークは、一般社団法人抗菌製品技術協議会が定めている抗菌性や安全性の基準をクリアした製品に与えられるマークです。
同様にSEKマークも、一般社団法人繊維評価技術協議会の基準をクリアした製品に対して与えられるマークです。
SEKのSは「清潔」を意味し、Eは「衛生」そしてKは「快適」をそれぞれ意味します。
その他、アクアファブのウォーターサーバーは「抗菌加工を施したエアフィルター」も衛生面でのメリットです。
こちらは外気に含まれる塵やホコリの侵入を徹底して防いでくれます。
ここまでの仕様を見るだけでも衛生面でポジティブに感じられますが、さらにアクアクララのウォーターサーバーは、専門スタッフによる「定期的なメンテナンス」も受けられます。
定期メンテナンスでは洗浄メンテナンス資格を持つスタッフが「2年に1度」、アクアファブのウォーターサーバーを検査してくれます。
アクアファブのウォーターサーバーに衛生面での安心感を覚えたら、公式ページもチェックしてみましょう。
④:dewo mini(フレシャス)
ウォーターサーバーの名称 | dewo mini |
水の種類 | 天然水 |
月額料金(税込) | 3,996円~ |
サイズ | H470mm×W250mm×D295mm |
水容量 | 4.7L |
対応温度 | 冷水:5~10℃
温水:80~85℃ |
水ボトルのタイプ | ワンウェイボトル方式 |
衛生面にこだわった機能 | UV-LED殺菌機能 |
衛生面で安心のおすすめウォーターサーバーの4つ目は「dewo mini」です。こちらは天然水のウォーターサーバーフレシャスの卓上型の製品です。
dewo miniにはウォーターサーバー業界初の「UV-LED殺菌機能」が搭載されています。UV-LEDとは、殺菌効果を持つ紫外線を発する発光ダイオードです。
dewo miniのウォーターサーバー内部は、UV-LED殺菌機能による効果で常に清潔な状態に保たれるため衛生面の心配はありません。いつでも新鮮で安全な天然水が飲めます。
また、dewo miniの水容器は軽量(4.7L)の無菌エアレスパック式です。
dewo miniは卓上型なのでお水の容量は他と比べて少な目ですが、外気に触れにくい無菌エアレスパックを採用しているため衛生面ではメリットです。
お水の品質は保たれ、おいしさをキープしてくれます。衛生面で安心できるフレシャスの天然水は、どなたでもおいしく飲むことができます。
例えば、赤ちゃんのミルク作りや離乳食作りにも活用できるため、子育て家庭のママ・パパにもおすすめです。
なお「卓上型のウォーターサーバーって何?」という疑問もあるかもしれませんが、卓上型とは場所を気にせず置けるコンパクトなタイプのウォーターサーバーのことです。
ウォーターサーバーには、通常よく目にする「床置き型」の他「卓上型」があります。
卓上型のウォーターサーバーは床置き型の3分の1程度のサイズなので、テーブルやキッチンなどにも置きやすいのがメリットです。
「衛生面で安心できるウォーターサーバーが欲しい」「どこでも置きやすいコンパクトな卓上型が欲しい」という場合は、フレシャスのdewo miniをおすすめします。
まずはフレシャスの公式ページを見てみましょう。
⑤:SIPHON+(フレシャス)
ウォーターサーバーの名称 | SIPHON+ |
水の種類 | 天然水 |
月額料金(税込) | 4,992円~ |
サイズ | H1,225mm×W300mm×D340mm |
水容量 | 7.2L |
対応温度 | 冷水:3.5~8.0℃
温水:80~85℃ |
水ボトルのタイプ | ワンウェイボトル方式 |
衛生面にこだわった機能 | UV-LED殺菌機能 |
衛生面で安心のおすすめウォーターサーバーの5つ目は「SIPHON+(サイフォンプラス)」です。こちらも天然水のウォーターサーバーフレシャスの製品です。
SIPHONE+にもdewo miniと同じく「UV-LED殺菌機能」が搭載されています。
特別クリーニングボタンなど押さなくても、定期的に殺菌効果のある光を照射してくれるため、ウォーターサーバー内部の衛生面はいつでも清潔に保たれます。
なおUV-LED殺菌機能の動作中でも、冷水・温水は問題なく利用できるため安心してください。
また、水パックにはSIPHONE+の7.2Lに対応した無菌エアレスパックを使用しています。
無菌エアレスパックなら、リターナブルボトル方式で使用されるガロンボトルと異なり、ぼこぼこ空気は入りません。衛生面で安心して利用できるのがメリットです。
その他、ウォーターサーバーに多い12Lの水ボトルではなく7.2Lのパックなので、女性でも扱いやすいのもメリットです。
「少しでもお水交換が簡単なウォーターサーバーを選びたい」という場合にも、フレシャスのSIPHONE+をおすすめします。
また、フレシャスはお水の衛生面も心配ありません。フレシャスの工場は自然豊かな森に囲まれた場所に位置するため、汚染されていない清潔な天然水が採水されます。
なおフレシャスの天然水は食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000を取得しているため、他と比べてより衛生面のメリットは大きいです。
厳しい審査基準をクリアしなくては得られないFSSC22000は、安全性の証明として大手食品メーカーなどで積極的に取得されている規格です。
「徹底した品質管理」「衛生面の優れたウォーターサーバー」これらに魅力を感じるなら、ぜひフレシャスのSIPHONE+を利用してみてください。
まずはフレシャスの公式ページをチェックしてみましょう。
ウォーターサーバーを清潔に保つため日頃から気を付けたい3つのこと
「ウォーターサーバーのクリーン機能のすごさはわかったけど、日常的に気を付けておくべきことはあるの?」という疑問もあるかもしれません。
そこでウォーターサーバーの衛生面のために、日ごろから気を付けたい3つのことをお伝えします。
「定期的に掃除すること」は重要ですが、その他にも下記の内容を覚えておいてください。
「ウォーターサーバーの電源」や「お水の賞味期限」については考えていなかったかもしれません。どういうことか見ていきましょう。
衛生面に気を付けるコツ①:ウォーターサーバーを定期的に掃除する
日常的にウォーターサーバーの衛生面で気を付けたいことの1つ目は「ウォーターサーバーの定期的な掃除」です。
ウォーターサーバー内部のメンテナンスについては、業者やクリーン機能が搭載されていれば衛生面での心配はありません。
ですがウォーターサーバーの外側については、使い続けている限り水垢やホコリが付着してしまいます。
そのため衛生面を清潔に保つには、お掃除を定期的に行いましょう。下記に掃除の必要な箇所を記載します。
- 衛生面に気を付けるための掃除箇所①:給水口および蛇口
- 衛生面に気を付けるための掃除箇所②:水ボトルの差込口
- 衛生面に気を付けるための掃除箇所③:受け皿
- 衛生面に気を付けるための掃除箇所④:ウォーターサーバー本体の前面
- 衛生面に気を付けるための掃除箇所⑤:ウォーターサーバー本体の裏面
各パーツの掃除方法について詳しくお伝えするので見ていきましょう。
①:給水口および蛇口の掃除
ウォーターサーバーの衛生面を清潔に保つためには「給水口および蛇口」を掃除します。下記の掃除に必要な道具や掃除頻度を参考にしてください。
- 掃除箇所:給水口・蛇口
- 掃除頻度:週に1度
- 掃除道具:綺麗なフキンやペーパー・アルコール除菌スプレー・綿棒など
給水口や蛇口は手が触れるため、ウォーターサーバーの衛生面を気にするなら特に清潔にしておく必要があります。
綺麗なフキンやペーパーを使用し、蛇口の汚れを拭き取ってください。そして最後にアルコール系の除菌スプレーを吹きかけておきます。
給水口についてもフキンやペーパーで拭きますが、内側については綿棒を使うと掃除しやすいためおすすめです。
給水口内部の掃除ができたら、冷水・温水それぞれのボタンを押して中の汚れを出しましょう。このときコップを用意しておくと便利です。
また、ウォーターサーバーの製品の中には給水口が取り外せるタイプのものもありますので、その場合は外して水洗いし、綺麗なフキンやペーパーで拭き取ります。
定期的に行うことで衛生面の心配はなくなりますので、ぜひ実践してみてください。
②:水ボトルの差込口の掃除
ウォーターサーバーの衛生面を清潔に保つためには「水ボトルの差込口」も掃除しましょう。下記の掃除頻度や必要な道具を見てください。
- 掃除箇所:水ボトル・水ボトルの差込口
- 掃除頻度:水ボトルの交換時
- 掃除道具:綺麗なフキンやペーパー・アルコール除菌スプレー
水ボトルの差込口の掃除については、水ボトルの交換時に行います。水が溜まっていると雑菌が繁殖するため、綺麗なフキンやペーパーでしっかり拭き取ってください。
水分や汚れを拭き取った後は、アルコール除菌スプレーを吹きかけておきます。
また、掃除後は空気中のホコリや塵などが入らないよう、すぐに新しい水ボトルをセットしてください。意識して差込口の衛生面を保ちましょう。
③:受け皿の掃除
ウォーターサーバーの衛生面を清潔に保つためには「受け皿の掃除」も必要です。下記の使用する道具や掃除の頻度を見てみましょう。
- 掃除箇所:受け皿
- 掃除頻度:週に1度
- 掃除道具:綺麗なフキンやペーパー・食器用洗剤
ウォーターサーバーの受け皿も水垢が付きやすい箇所なので、衛生面に気を付けるなら1週間に1度は掃除するようにしてください。
なお、ウォーターサーバーの受け皿は外せるので、スポンジに食器用の中性洗剤を付けて洗いましょう。洗い終わったらフキンやペーパーで拭いてから、再び元の場所に取り付けます。
④:ウォーターサーバー本体の前面の掃除
ウォーターサーバーの衛生面を保つためには「ウォーターサーバー本体前面の掃除」も外せません。下記の使用する道具や掃除の頻度を参考にしましょう。
- 掃除箇所:ウォーターサーバーの前面または側面
- 掃除頻度:汚れが気になるときに掃除する
- 掃除道具:綺麗なフキン・スポンジ・中性洗剤
ウォーターサーバーの前面は、汚れが気になったら都度掃除するのが衛生面を保つのに重要です。濡らした綺麗なフキンや スポンジで拭き取ってください。
また、汚れが落ちにくいときは中性洗剤で洗浄しましょう。綺麗になった後は必ず洗剤が残らないよう拭き取ってください。
⑤:ウォーターサーバー本体の裏面の掃除
ウォーターサーバーの衛生面を保つためには「ウォーターサーバー本体裏面の掃除」も大切です。下記の掃除道具や頻度を見てみましょう。
- 掃除箇所:ウォーターサーバーの裏面
- 掃除頻度:2~3ヶ月ごと
- 掃除道具:掃除機・フキン
日常的に使用していると、ウォーターサーバーの裏面にもホコリが溜まってしまいます。そのため衛生面を気にするなら、裏面についても定期的な掃除が必要です。
なお、ウォーターサーバーの裏面は温度が高くなっている場合があるので、火傷防止のためにも必ず掃除前に電源プラグはコンセントから外してください。
掃除機でウォーターサーバーに付着したホコリを吸い取った後は、濡らして絞ったフキンで拭きます。
ただし、電源プラグ周りは感電防止のため乾いたフキンで拭くようにしましょう。
ウォーターサーバーの背面にホコリが溜まってしまうと放熱性が悪くなり、エネルギー効率が悪くなります。
すると同じ動作をするにしても余計に電力を消費してしまうため、結果電気代も上がってしまいます。
ウォーターサーバーの背面を掃除すれば、衛生面はもちろん電気代の節約にもつながるので、定期的にお掃除しましょう。
衛生面に気を付けるコツ②:ウォーターサーバーの電源は常にオンにしておく
日常的にウォーターサーバーの衛生面で気を付けたいことの2つ目は「ウォーターサーバーの電源は常にオンにしておく」ということです。
「節電になるから利用しないときはウォーターサーバーの電源を切っておきたい」と考える人もいますが、衛生面を考えるとよくありません。
ウォーターサーバーの内部は、温水・冷水ともに細菌が発生しにくい温度に保たれています。
それをコンセントから抜いてしまうと、細菌が発生しやすい環境となってしまうため、衛生面を考えるとデメリットでしかありません。
またウォーターサーバーの中には、内部メンテナンスを自動で行うクリーン機能を搭載した製品もありますが、電源を切ってしまうと作動しなくなってしまいます。
つまり雑菌が発生するリスクがあるため衛生面の観点から考えるとマイナスです。
「それなら長期的に家を空けるときはどうすればいいの?」という疑問もあるかもしれません。
「2週間程度の外出」なら、冷蔵庫と同様コンセントから抜かないでください。衛生面を保つ上で重要なことです。
なお「1ヶ月以上外出する」という場合は、ウォーターサーバーの各メーカーの指示に従いましょう。
概ねウォーターサーバーの電源を落として水抜きします。
とはいえ各ウォーターサーバーで対処方法は異なりますので、長期間使用しない場合はお客様センターに問い合わせてください。
例えばプレミアムウォーターでは「2ヶ月間外出するとき」は「電源を切って水抜きすること」としています。
参考に、プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢの水抜き方法を紹介するので見てみましょう。
- 衛生面を保つための水抜方法①:温水スイッチをオフにしてからウォーターサーバーの電源を切る
- 衛生面を保つための水抜方法②:電源を切った状態で温水が冷めるまで約6時間放置する
- 衛生面を保つための水抜方法③:水ボトルのお水が無くなるまで、冷水・温水各コックより排水する
- 衛生面を保つための水抜方法④:空ボトルをウォーターサーバー本体から取り外す
- 衛生面を保つための水抜方法⑤:冷水コックより排水する
- 衛生面を保つための水抜方法⑥:ウォーターサーバー背面の排水キャップを外して水が出なくなるまで排水する
- 衛生面を保つための水抜方法⑦:排水が終わったら再び排水キャップをしっかり締める
ウォーターサーバーの水抜き方法は製品によって異なりますので、事前に取り扱い説明書を読んだりお客様センターに確認したりしておきましょう。
衛生面に気を付けるコツ③:お水は賞味期限内に消費する
日常的にウォーターサーバーの衛生面で気を付けたいことの3つ目は「お水は賞味期限内に消費すること」です。
「ウォーターサーバーに限らず水にも賞味期限があるの?」と驚くかもしれません。
そもそもウォーターサーバーのお水を含む食品全般には、賞味期限もしくは消費期限の記載が義務付けられています。
ウォーターサーバーのお水には防腐剤や酸化防止剤などは使われていませんので、衛生面の観点より、またおいしく飲める目安として賞味期限が設定されています。
なおウォーターサーバーには天然水とRO水がそれぞれありますが、お水の種類によって賞味期限は異なることを覚えておきましょう。
天然水は未開封状態で「約3~6ヶ月間」また、RO水については未開封状態で「約6~12ヶ月間」です。RO水の方が賞味期限は長いです。
というのも、お水は含まれる物質量が多いほど劣化の進み具合が早いと考えられています。
RO水では水分子を除いたあらゆる物質が徹底除去されるため、その分天然水と比べて劣化が遅くなるということです。
「1度開封してから1ヶ月以上経っている」といった場合は、雑菌が繁殖する可能性があるため、衛生面のためにも新しい水ボトルに交換することをおすすめします。
まとめ
今回はウォーターサーバーの衛生面にスポットを当てここまで見てもらいました。これまで水道水しか飲んでこなかった、という人にとっては不安もあったかもしれません。
ですがお伝えしてきたように、クリーン機能や徹底した水質検査など、ウォーターサーバーは衛生面にこだわっています。
どのウォーターサーバーも衛生面は問題ありませんので、前向きに申し込みを検討してみてください。
ただし、今回お伝えした例えば「ワンウェイボトル方式を選ぶ」や「定期的にお掃除する」といったポイントを意識すればより衛生面で安心できます。
ぜひ実践してみてください。